<第二次福岡市教育振興基本計画>に基づく取組
思考ツールとICTを中核に据えて
A対話活動を大切にする教育
令和4年度
読書リーダー養成講座

▲どきどきしながら順番を待ちマス

音読検定
 学習の中で出会う人物や学習を共にする友達の立場や考えを尊重・理解しながら,自分の考えをよりよいものへ広げたり深めたりする聴き合いは、一人ひとりが自分の考えを出し合い,友達の考えと比べながら,よりよい考えに深めていけるように表現方法の工夫も伴います。
 「A君が○○と考えたのはなぜだろう。」「A君とB君の違いはどこにあるのだろう。」というように考えの違いに着目させ,友達を理解しながら自分の考えを見直したり,友達の考えのよさに気付いたり,自分の考えに自信をもったりすることができるように思考ツールやICTを活用した聴き合いをします。
 一人一人のよさは,それぞれの考えを交流し合う中で見えてきます。お互いの考えの違いを浮き彫りにしながら交流させることで,主体的な活動や追究の原動力にな っていきます。
音読の重視

 調べたことや考えたことをまとめたノートや考えマップを作ることも言語活動を活性化させる(言葉を大切にする)重要なポイントの一つです。また図書集会委員さんたちが読み聞かせをするなど読書活動をしています。

なんでそんなこと 言うの?悲しいよ。
読書活動の充実
ぽかぽか言葉の取組

研究主題:自分の考えや思いを伝え合い,豊かに学ぶ子どもの育成
副主題:〜思考ツールとICTを活用した「聴き合い活動」を通して〜

▲校長室で音読検定開始

言語文化の環境づくり

▲音読検定待合席

 句読点や文節・文のまとまりに注意し,口形や発音を正しく,はきはきすらすらと文章を読む力をつけることを目標に「音読検定」をしています。気持ちを込めて読んでいるかどうかも審査の基準です。

▲テーマ研究の様子(聴き合い活動について)

 本校では「聴き合い」を中心にテーマ研究を進めており、言語活動では聴くことに主眼をおいた学習を進めています。そては、他者理解・他者尊重につながる人権の視点からも大切であると考えているからです。

「言葉を大切にする教育」に欠かせないのが,言語文化の環境をつくることです。授業中だけでなく,様々な場面で「言語」についての情報が入ってくることが大切です。シャワーのように「ことば」を浴びることができるように,様々な工夫をしています。

 音読・朗読を重視した活動や読書活動など幅広く「言葉を大切にする教育」に取り組んでいます。
 
この音読活動により,音声言語の基礎を身に付け,言葉に親しみ,言葉の世界を広げています。