日本語指導教室

JSL日本語指導教育研究会

 「特別の教育課程」による日本語指導は,児童が学校生活を送る上や教科等の授業を理解する上で必要な日本語の指導を,在籍学級の教育課程の一部の時間に替えて,在籍学級以外の教室で行う教育の形態です。これは,学校教育法施行規則においておこなわれるものです。 日本の学校生活や社会生活について必要な知識を学び,日本語を使って行動する力を身につけることが主な目的となります。健康・安全・関係づくりなどの観点や,教科や文房具,教室の備品名など,学校生活で日常的に使う言葉(※「サバイバル日本語」と呼ばれることがあります。)などについて,その児童にとって緊急性の高いものから順に指導を行うことを目的とするものです。具体的には,挨拶の言葉や実際の場面で使用する日本語の表現を練習したり,自分の名前を平仮名や片仮名で書いたり,教室に掲示されている文字を理解できるようにしたりしています。
 
 基礎的な力としての発音,文字・表記,語彙,文型に関する指導や,例えば「書く」ことに焦点を絞って段階的な指導を行うなど,児童の日本語の習得状況や,学習の進捗状況に合わせて指導計画をたてることが必要です。文部科学省は,日本語を学ぶことと教科内容を学ぶことを,一つのカリキュラムとして構成するという考え方により「JSLカリキュラム」(JSL:Japaneseas a Second Language)を開発しています。「特別の教育課程」による日本語指導は,在籍学級での学習に支障なく取り組むことができることを目的とするため,学習内容は在籍学級の担任と相談しながら進めています。
▲休み時間は,日本語ルームを開放しています。