« 理科専科 | 福岡市立三宅小学校TOP | 指導方法工夫改善 »

2012年05月22日(火)

SCIENCE ROOM REPORTⅡ 5号

平成24年5月22日  道免

部分日食

小雨の中沢山の方が集まってくれましたが、残念でした。天体観測は天候に左右されるのは当たり前ですが・・。

前回の日食(2009年7月22日)の時は三宅八幡で木漏れ日(写真1)をとることを中心にしていました。今回は鏡で像を作ることを実は中心に考えていました。

鏡に自分の姿を写すと、近くでははみ出してしまいますが、離れると全身が写ります。それと同じ原理で太陽の光を反射させたときに距離が近いときは鏡の形に写りますが、ある程度離れると太陽の姿の丸に写ります。(写真2・3)

 

これを使って欠けていく太陽の様子を見せたかったのですが・・。

ただ、映像だけで見るのでなく実際に観察してみると、周囲が予想以上に暗くなったり肌寒さを感じたりすることも大切なことと思っていました。そういったことを感じることは出来たでしょうか。ちなみに今回の気温の変化です。朝なので大きな変化はありませんがやはりいつもより温度が上がらなかったようです。(写真4)

下は、2009年の時の気温変化です。この時はさすがに大きく変化していることが分かります。

 最後にやはり悔しいので、25年前の沖縄でとった写真を載せておきます。(写真5)

 

2012年05月15日(火)

SCIENCE ROOM REPORTⅡ 4号

平成24年5月14日 道免

竜巻

先々週に関東地方で大きな竜巻がありました。このとき報道されたのが竜巻予報の当たる確率が1%程度と言うことでした。これは、竜巻が積乱雲の下で起こります。積乱雲の大きさが、数十キロ以上になることで、その下で竜巻が起こっても範囲が広いために人間が考える行政地区のスケールと大きく離れてしまっていることが原因だと考えられます。ともあれ5年生は天気の学習をしています。テストのやり直しの時にでも触れていきたいと思っています。

単元が変わりました

5年生「植物の発芽」「植物の成長」「メダカの誕生」の3つの単元を平行して行います。

6年生「体のつくりと働き」

ジャガイモの花が咲きました。

理科室でジャガイモを育てています。紫色の小さな花が咲きました。

クジャクの羽

4年生の保護者の方からいただいた物を、理科室前に張っています。

多くの子ども達は初めて見る物興味深く見ています。ひどい子は、道免先生がクジャクの檻の中に入って抜き取ったのでは・・。なんて言っています。そんな子にも優しく(?)クジャクは鳥の仲間だから・・。と説明しています。

 

2012年04月27日(金)

SCIENCE ROOM REPORTⅡ 3号

平成24年4月27日 道免

理科で読む物語『のどがかわいた』ウーリー・オルレブ作 5年生の新しい物語です。

作者のオルレブはホロコーストを経験したイスラエルの作者ですが、ここではそこには触れず2人の少年が遊んでいた?ガリラヤ湖についてです。この湖はイスラエルの北部ゴラン高原に接した大きな淡水湖です。ここから流れでた水は死海に流れていきます。川の水の中には岩石に含まれた微量な塩分などの成分が含まれていますが、普段人間はそれを感じることはありません。海の水が辛いのは長い年月かかって流れ込んだ塩分がたまっていったためです。死海には、流れてきた水が出て行くことがないため塩分がたまり水分だけが蒸発し高濃度の塩水になっているのです。なぜ流れ出ないかというと死海の場所は大きなくぼみになっていて海抜マイナス200m以上あります。つまり地中海の海面より低いところにあるのです。ガリラヤ湖は、死海に流れていくために淡水ですがやはり海抜マイナス200m近くあります。

ということは地中海の海面下100m以上を潜行して進む原子力潜水艦より低いところで2人は泳いでいたことになります。さらに海抜がマイナスのため気圧が高く、日本で感じる以上に重い空気の中で将来出会うかもしれない女の子のことを話していたのです。

ツツジの花

毎年我が家の庭に咲くツツジの花の中に、1・2輪だけ写真のように赤と白がまっすぐに分かれた花が咲きます。今年も咲いたので持ってきました。子どもたちもびっくりしたようで、よく見てくれています。何人の子は、自然にできたのよ。といってもなんか私が

細工したのだろうと信じてくれません。本当に自然です。で問題の「赤の部分の中心角は?」の答えも理科室前に張っています。よく見ると赤側のおしべは、赤。白側は白。めしべも半分づつ紅白になっています。

 

Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2012年04月27日(金) 6:20 午後
Categories:   └Science Room Reprt
2012年04月18日(水)

SCIENCE ROOM REPORTⅡ 2号

平成24年4月17日 道免

『たんぽぽのちえ』『ふきのとう』

別紙に書きましたように、5・6年の理科の学習のほかに3年生の理科の準備のお手伝いや4年生の理科の実験の補助などを行います。また、理科以外の教科の中で理科的な物準備が必要なことがあれば行っていきたいと思っています。

2年生の国語の中に『ふきのとう』があります。4月のはじめの単元ですが実際にふきのとうが出るのは1月2月ごろ。昨年度、探してみたのですが・・・。三宅八幡にふきのとうの根っこは見つけたのですが、ふきのとうは見つけることができませんでした。2年生にとって回り回って1年後にふきのとうをみると少しは成長が実感できるかな、と思っていました。来年は是非見つけてきたいと思っています。同じく『たんぽぽのちえ』でやはり本物のタンポポがあればと思っていました。すると観察池の横に見つけました。左から花が咲いているところ、軸を倒して休んでいるところ、そして高く伸びて綿毛を遠くまで飛ばそうとしているところで

す。そのほか必要な物があればご相談ください。探してみます。

「ものの燃え方」6年

  教科書にはありませんが単元のはじめの段階で、ろうそくを観察させました。じっくり炎をみることがないだろうということで入れていきました。5年の時に実験の技能を高めるということでいろいろしていきましたが、その効果が今出てきています。かなり手際よく実験が進んでいます。   

そして、消したあとの白い煙に火を近づけると・・・。(こんなのことは、道免 は得意です。実際にみてみたい人は理科室まで)

 

Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2012年04月27日(金) 11:28 午前
Categories:   └Science Room Reprt
2012年04月06日(金)

SCIENCE ROOM REPORTⅡ 1号

平成24年4月5日 道免

理科専科

 昨年に引き続き理科の専科を担当することになりました。よろしくお願いします。 別紙にも書いていますが、本年度は、「単元のはじめの段階での既習体験の整理。」「それに基づいた推論。」を柱に授業を構成していこうと考えています。少しでも理科を好きになるように、表層的な楽しさではなくて、本質に触れる楽しさを味わわせることができればと考えています。

花粉症は突然に

  いままで、この時期周囲の人が花粉症に悩まされているときに私は、何も症状がありませんでした。ところが突然今年から・・。やけにくしゃみが多くなり鼻水も出てき、ついには目までかゆくなってきました。ついに花粉症を発症したようです。車の窓をあけた瞬間、子供が外から帰ってきたとき・・。その都度小さな粒子の飛散を感じています。

  今年、文科省より「放射線について考えよう」という副読本が配布されています。目を通しましたが基本、個々の項目に関しては正確な記述がなされているようです。ただ補足としては、放射線は光と同じようなもので、透明なガラスを通る光もすりガラスは通らないのと同じように、また離れれば離れるほど暗くなるのと同じように、距離を置いたり身を隠したりすればある程度防ぐことができます。

  問題なのは放射性物質(いわゆる放射能)の方で、これは放射線を放出する小さな粒子なので吸い込んだり食べたりして体の中に取り入れてしまうと、放射線の影響を受け続けるということになってしまします。ですから基本的に花粉症の対策に近いことを行っていけば空気中に飛散した粒子を吸い込むことは少なくなってきます。後は食物に入っている分ですが、とりあえずは、野菜などは水洗いをしっかりすることと思っています。

  記述がないのは、どれぐらいの量を浴びるとどうなるのかという医学的な検証です。これもまだ放射線が発見されてから100年あまりしかたっていないため、人体への影響が詳しくわかっていないことが原因になっています。このためいろいろ基準が変わることが、多くの人の不安要因になっていると思っています。

 この冊子について、何か保護者の方からの問い合わせがあれば私のできる範囲でお答えしていきます。

 で、花粉症こんなに大変だったとは・・・。

2012年03月22日(木)

SCIENCE ROOM REPORT 39号(最終号)

平成24年3月22日 最終号 道免

一年間ありがとうございました。

初めての理科専科の1年でした。いろいろご指導、アドバイスをいただいた管理職や諸先輩方。ご迷惑をかけました先生方、特に高学年の先生たちにはわがままをいっぱい聞いていただきました。さらに、予算に配慮していただいたり、注文通りに作成していただいたりご迷惑をかけました。また、三宅小学校のホームページに載せていただいたことで、保護者や地域の方々にも「H.P.みていますよ。」と声をかけていただきました。(もちろん何もサービスはなかったのですが。)本当にありがとうございました。このように、支えていただいたおかげで1年間を終わることができました。

でも一番感謝しているのは、いろいろな授業の発想をくれた子どもたちです。

缶切りにびっくりしマッチの炎におびえ・・・。ああそうなんだ経験がないんだと、改めて認識しそれなりの準備が必要なことを感じました。

また、「自由試行」の時間の中で、子どもたちが見せるひらめきをいくつか使わせてもらいました。例えば、6年の「電気の利用」のところで発電機とモーターの仕組みは同じことなんだということを押さえるのに、教科書では、糸でモーターを回しで電気をつけるようになっていました。これはなかなか大変でうまくいかないことが多いのです。ところが、ある子が手回し発電機でコンデンサーに蓄電しその蓄電した電気で手回し発電機を回す。ということをやっていました。ああこれだこれだ、これだとミスも少なくなり2つが同じ仕組みであるということを押さえられる、ということで授業の中で使わせてもらいました。

また、あるとき6年生の授業中にどうも子どもたちの視線が違う、何見ているのかなと思っていたら、4年生の「ものの温まり方」で使った示温インクが少しずつさめていくにつれて色が変化している様子を見ていたのです。6年生が4年生の時「示温インク」や「示温テープ」は出ていなかったので早速授業の中に組み入れていきました。

質問コーナーや自由研究コーナーの利用は、特に5年生の利用が多く、はじめは思いつきや理科とはいえないようなものもあったのですが、次第に授業や今の社会の出来事に即してきたり、興味がわいてきたものになったりしてきました。これは理科・自然全般に対する子どもたちの興味関心の大まかな方向性を知ることができ大変役に立ちました。

感謝感謝の1年でした。ありがとうございます。

2012年03月19日(月)

SCIENCE ROOM REPORT 38号

平成24年3月19日 道免

 卒業式、お疲れ様でした。いよいよ新しい学年への準備が始まりますね。これからのステップステップを大切に。

今理科室にある本

 個人的に子どもたちの興味を引きそうな本を持ってきています。現在30冊ほど置いてあります。
いくつか紹介すると、『コスモス』シリーズ『ホーキング博士のスペースアドベンチャー』雑誌『ニュートン』(主に宇宙関係・地球関係・生物の多様性に関するもの。等)『町の水族館と町の植物園』『たくさんの不思議』(野生動物関係)『福岡県の希少野生生物』などです。

4年生で興味の有る子などが読みに来ています。何か利用することがあったらお持ちください。

理科で読む物語。最終回。今回は『鉄人兵団』です

  週末に我が家の子どもとアニメの『鉄人兵団』を見ていました。もちろんドラえもんのひみつ道具については、何もここでは言いませんが、一つ気になったのが・・・。
 鏡面世界(鏡の中の世界)の中に入ったのび太くん達が、誰もいない世界でお肉を手に入れバーベキューをしていたところです。
  科学が万能のように考えられていた1970年代に石油でタンパク質を合成しハンバーガーのようなものを作る事に成功していました。ところが反対にあい、更にはおりからの石油ショックもあり研究そのものが中止になったことがあります。大学に入り、「本当の所は合成したタンパク質の中に、自然界にない炭素原子が奇数個でできたアミノ酸が混じっていた。人体の中で分解しても奇数個なのであまってしまう。それが人体に入りどう作用するのかがわかっていない。」ということを聞いたことがあります。実際の所どうだったのかは40年以上前のことなのでわかりませんが。
  で話を戻して、鏡面世界では当然左右が逆になります。するとDNAからタンパク質の組成まで(分子の配置まで)逆になるということです。そこのお肉を食べたのび太くん達。鉄人兵団をやっつけ地球を守ってくれたのですが、あのあとひどい下痢などに悩まされていないか心配になって来ました。このことを娘に言うと、「そんな風に見ている人はお父さん以外いないよ!」確か
2012年03月12日(月)

SCIENCE ROOM REPORT 37号

平成24年3月12日 道免

アイスキャンディー作り

  4年生の氷・水・水蒸気の学習にT2として入っていました。最後にご褒美として「アイスキャンディー」を作りました。水を氷にする実験の方では試験管とビーカーを使いましたが、アイスキャンデジー作りでは空き缶の中に試験管を入れて作りました。待っている間の時間は、これまでの学習のまとめを行っています。

  よく勘違いするところで、水蒸気は気体で目に見えない。湯気は目に見えるので水の小さな粒。水が100度にならなくても水蒸気になることを蒸発という。そして、(2学期の学習と絡めて。)水や空気・金属は、温度が下がると体積は減る。しかし、氷になると体積は増える。(実は、これは地球上の物質では特別なことなのです。)金属は、温度が上がると目に見えないくらいだが体積は増える。でも、身近なもので探すとレールのつなぎ目だったり、電線が夏になるとだらんと垂れ下がってきたりすること。などを中心にまとめました。

「理科は、理科室の中で起こっていることではない。現場で、じゃなくて身の回りで起こっていることなんだ!。」

ついでのおまけとして、冬の星座の「オリオン座」の話もしています。(ウルトラマンの星、M78星雲がオリオン座にあります。)
アイスキャンディー用の試験管、鍋、パット、かご、試験管はさみ(100円ショップで買ってきたパスタばさみなのですが・・。)は他に流用せずに来年のために保管しています。

みずぬるむ

  ようやく水が冷たくなくなってきました。試験管やビーカー・温度計なども来年に備えて洗浄を始めています。どうしてもきれいにしたつもりでも乾くと何かが残っていたりします。次の実験をスムーズに始めるためにも行っていきます。教室内にもし残っていれば理科室までお願いします。(塩を机にこぼし、ぞうきんで拭き取ったつもりでも、乾くと白く塩が浮き出てきます。子どもには、そこまで要求するのは難しいことなのでぞうきんも何度も洗っています。)理科室が開いていなければ、理科室前の廊下にでも置いておいてください。
2012年02月29日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 36号

平成24年2月29日 道免

3月11日を迎えるに当たって (今回は少し趣を変えました。)

  現代史を教えるに当たって難しいのは、当事者や関係者が生きていることや評価が確定していないことがありますが、それ以上に教える側は自分の経験があるが、教わる側にはそれがないということだと思います。たとえば「ベルリンの壁の崩壊」や「ジュリアナ」などの時代に生きていたものは、その背景や時代の空気などを感じ取ることはできますが、その時代の後に生まれた人にとっては「ジュリアナ」も「念仏踊り」も(この対比は無理があるかな?)歴史上の一コマでしか感じられないことが多いということです。逆に考えても自分が戦後10年で生まれ、親を含め周囲には戦争体験者が多くいてもその話は何か遠く感じられたものです。今になってみると、10年前なんてほんのちょっと前のことなのです。

  教える側が、これぐらい当然知っているだろう感じ取ってくれるだろうということを熱っぽく話せば話すほど、教わる側は知識として知っても、情意的な理解が難しくなるということがあります。この温度差が現代史を教える上での困難な一面だと考えています。

  3月11日を迎えるに当たって、同じ経験をしたもの同士は(あの時は)「怖かった。」「ひどかった。」の一言で共有できる気分も、その後生まれた子たちや小さくて覚えていない子たちが、入学してくるようになると、被災地から遠い場所はもちろん、多少のタイムラグはあるでしょうが、現在進行形でない被災地もこの温度差が生まれ、いわゆる「風化」といわれる現象になると思っています。

  1年目ということで、たくさんの特集が組まれていくと思います。その中で個人的に、いろいろな資料を集めています。集めた原資料(一次資料)をそのまま見せるのが効果的か、加工を加えて二次資料、三次資料として教材化する方が効果的か考えていきたいと思います。しかし、情報化といわれる時代、様々なメディアの形で情報が発信されています。IT革命に乗り遅れている私としては、精一杯の部分があります。いいアイデアがあったら教えてください。

  今は、そんなに必要なくても十年後、ややもすると5~6年で歴史上の出来事のように数字の羅列になってしまう(2011年3月11日東北地方で大地震が発生し、その後の津波で死者◯人、負傷者◯人、家屋倒壊◯棟・・・。)事をできるだけ避けたいなと、思っています。

2012年02月27日(月)

SCIENCE ROOM REPORT 35号

平成24年2月24日 道免

梅一輪一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪        

  先日のあおぞら学級の校外学習の時は、大変寒かったようですが、昨日、今日は暖かくなりました。太宰府の梅はほとんどさいていなかったようですが、この暖かさで少しは開花していくでしょう。
 6年生は旅立ちの会、ご苦労様でした。私事ですが、人前での演奏、なんと30数年ぶりで楽しませていただきなした。
  5年生は、学習のまとめと一緒に実験の技能を高めようということで、メスシリンダーや上皿天秤、アルコールランプの使い方を練習しています。6年になったときに多少は役に立つでしょう。「習うよりはなれろ、亀の甲より年の功」というわけで、経験をする、回数をこなすことで上手になってくるものです。先日のろ過の時も全員に画用紙を丸く切ったものを用意し模擬体験をさせていきました。当たり前のことですがこの部分のテストの正解率はかなり高いものがありました。(逆にメスシリンダーのはかり取り方は悪かったので、練習をしていきます。)
で、経験ということでもう一つ。夕暮れ時暗く静かな理科室で片付け物を行っているとき、どこからともなく「ピピピピ。」と音がしてきます。不思議に思ってみてみると音源はストップウオッチ。実験で使うのですが元にもどす方法がわからず、あっちゃこっちゃ押しまくるのでアラームがセットされてしまうのです。

 これも扱いなれていないからでしょう。しかし、不気味です。

 4年生は、「氷・水・水蒸気」の学習の最後としてアイスキャンディー作りを行っていきます。

いろいろ持ってこない

  何年か前、南区のある小学校で、金属の筒状のものを登校中、拾って学校に持ってきて担任の先生に渡した子がいました。行為そのものは悪くはないのですが、なんとそれは、昔の砲弾。爆発物処理班が出るや避難するやら大騒ぎになってしまいました。(ちなみに、テレビなどで爆破物処理班がきたとき白いけむりが出ていますが、あれは液体窒素です。凍らせて爆発の危険性を少なくして運びます。)
  三宅小の理科室にもいろいろ持ってきます。虫や石ならかわいいのですが、死んだ動物や巣から落ちた幼鳥などが今までありました。で、今朝は紅茶パック。「先生、これまだ新しいもの。落ちていた!」
 なんで?
2012年02月17日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 34号

平成24年2月16日 道免

ミョウバンの結晶

  5年生の「ものの溶け方」のまとめでミョウバンの結晶を作りました。子供たちはビーカーにミョウバンを入れ、実験用コンロで暖めたミョウバンの水溶液をゆっくり冷やしながら底の方にたまっていく結晶の様子を観察していきました。このあとのミョウバンは私の方で処理し四クラスで使い回しをしました。(ケチでしょう。)さらにその後の水溶液を使って大きなミョウバンの結晶を作ることにしました。先週、幼稚園の学校訪問の時の写真はそのときのものです。(かなり怪しいでしょう。)種のミョウバンを入れゆっくりひやしていくことで大きくしていきました。さらに残ったミョウバンの液を使ってもう一つ結晶を作っていっています。これは自然に蒸発することで、出てくるミョウバンを種ミョウバンにつけようと思っていますが、今週の気温の変化で種結晶がひもから落ちてしまいました。

 ミョウバンの結晶化までの時間がもったいないので、「溶けても重さは変わらない。じゃあ浮いたら?」

「水と砂糖水を同じ体積にして主さを比べよう。」などの実験をしました。

子どもたちが観察した結晶   種結晶            巨大化した結晶     新しい言葉「溶解度」を覚えるグッズ。(妖怪度)

                   

木片を入れる前と後。                     溶けたものを同じ体積にして比べる実験。

どちらも今までにやった手順と同じにしていくと推論(仮説・予想)がたてやすい。

2012年02月08日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 33号

平成24年2月7日 道免

この寒い時期に

今補助として4年生の「水・氷・水蒸気」の単元に入っています。また、5年生は「もののとけ方」の学習をしています。なぜこの時期かというと、気温が低いことで暖めた時との温度変化の差が大きくなるということからです。ですからこの寒い時期に氷を持ってうろうろしています。

しかし、先週は寒かった。4年生の実験の時はすでに0度前後、室内はやや高めで5~6度でしたが、水を入れた試験管を氷に入れると水の温度も低いため、ふだんなら水がゆっくりさめながら0度で水と氷になり全部氷になった時点でまた温度が下がるという状態が見られるのにあっという間に氷り、中には試験管が割れたり過冷却の状態になったりするのも出てきました。

5年生は5年生で本来なら湯煎でとけるホウ酸が冷たいため全体に温度が行き渡らないので溶け残ってしましました。そこで、練習をかねてアルコールランプで暖めることにしました。これなら、ばっちりとできました。

温暖化と言われるのにこの寒さです。地球全体の気温は上がっているのに一部の地域の温度は下がるという現象はよく起こることです。気候変動は徐々に起こっていますが、ある境を超えると実感できると言うことでもあります。

百万年前、氷河期が終わり地球が暖かくなりました。ところが、北極の氷が溶け数百キロにもなる氷山が無数に大西洋に流れ出しました。このため一時的な寒冷化が起こりアフリカで生息していた人類の祖先がシリア近辺に移動しそこから世界中に広がっていったということです。

今回の記録的寒さは、まさかそこまでのものではないのでしょうが、しかし寒い!

おまけの実験(4年)

  水を沸騰させ水蒸気を出しています。そこに火を近づけると、あら不思議白い湯気が見えなくなってしまします。これは、湯気は水の小さな粒で目に見える。水蒸気は、気体なので目に見えない。ということをわかりやすくして見せました。

 ただ、火源を持ってしていますので、よい子は絶対にまねしないように。

  

2012年01月31日(火)

SCIENCE ROOM REPORT  32号

平成24年1月31日 道免

自由試行

  単元によっては、初めの段階に自分でいろいろ試し行う時間をとっています。今回6年の「電気の利用」も初めの1時間目は電気の学習の整理を行い2時間目に自由試行の時間をとりました。さすがにプラモなどで作りなれている子はこの1時間でほぼ単元目標の8割方の内容を終わらせていました。後は整理して内容の確認をしていくだけです。もちろん右往左往している子もいましたが・・。こういった子は取説を見ない子が多い!ただ、遊びすぎて手回し発電機の調子が悪くなった子もいます。これも一つの経験か、なんて思っています。

 新しい内容としては「コンデンサ」を使うことが出てきています。

理科で読む物語『三人の旅人たち』(ジョーン=エイキン作)

  JRの博多駅も開業して1年、実は12月末に京都に行って来ました。博多駅も大きいのですが、そこの駅ビルの大きさにびっくり。デパート・映画館ホテル・・なんでもあり。そこで思い出したのが昔5年の教科書に乗っていた『三人の旅人たち』。知らない人もいるでしょうから簡単なあらすじ。(五十代以上の先生は教えた経験が、四十代前後の人は習った経験があると思いますが。)

  「さばく」駅に勤めるスミスさん、ジョーンズさん、ブラウンさん。この駅には何もないので、お客が降りない。そのために三人は暇を持て余していた。そこで、休暇でジョーンズさんとスミスさんが、汽車で西と東の旅に出ることになった。ようやく仕事のできた三人は最後のスミスさんにも汽車に乗ることを進めたのだがスミスさんは北に向かい、「オアシス」見つけるというお話。これを理科的にみるとさばくを「北」に向かって歩くということは太陽を背にすることであり、よほどコンパスなどをしっかり持っていなくては自分のかげをみつつ歩いてしまうので方角が東へ東へとずれていくので危険なことである。とさばくの探検のノンフィックッションで読んだことがあります。北に向かうときは北極星の見える夜のほうが安全です。もちろんこのお話がオーストラリアのさばくならまた別ですが。
  ジョーンズさんとブラウンさん、東と西の駅についてあまりの大きさに駅から出ることなく一週間をすごしました。そのときは「へーもったいない」と思っていましたが今の駅ビルをみるとそれもありかなと思ってしまいました。
2012年01月26日(木)

SCIENCE ROOM REPORT  31号

平成24年1月26日 道免

ちょっとうれしい話

 先日、ある子が理科室にやってきても押し込み書はありますかといった趣旨のことを言ってきました

  何のことかと思うと、廊下に張っていた5月21日の日食の時の観測会に参加したいとのこと、「大丈夫だよ朝ちょっと早めに運動場に来てごらん。道免先生が遮光板などを貸してあげていろいろ解説してあげるから。」といっておきました。早くも反応あり。種をまいた側にとってはうれしいです。

2012年は何日?

  2012年うるう年なのでもちろん366日になります。ところが今年は更に1秒加わって正確には、366日と1秒が1年になっています。さてどういうことかというと、今から40年ほど前から、数年から十数年に一度「うるう秒」を入れることになっています。これは地球の自転が少しずつ遅くなっているのでそれを修正するために行っています。私の読んだ本の中には、自転が遅くなる理由として地球に海があるのでそれが抵抗になって遅くなっていく。とありましたが・・・。

  ともあれ今年の7月1日に「うるう秒」が入れられます。入れ方としては午前8時59分59秒の後に8時59分60秒を入れてその後9時ちょうどになります。(定期的に閏秒があるわけではないので、未だに賛否が分かれています。特に古いパソコンの中に内蔵されている時計が進んでいく現象が起こってきています。)

  というわけで今日は暦の話。地球が太陽の周りを回る公転。一周して一年になりますが。これか365日と約6時間。10年ほど前にあった「獅子座流星群」は日本でもよく見えましたが、次の年はこの6時間のずれからアメリカでたくさん見られました。さて6時間のずれが、4年分集まって1日になるので4年に一度閏年になります。ところが正確に6時間でないので何百年に一度閏年を飛ばしさらに何百年に一度入れ1000年に一度閏年を入れない。と取り決めています。(西暦2000年は閏年なのですが365日しかありませんでした。)

  その昔、ジュリアス・シーザーは自分の生まれた7月を自分の名前から「ジュライ」と名付け2月から一日とって31日にしてしまいました。その後皇帝になったオクタビアヌスはまねて生まれた8月を「オウガスト」にしてしまい、また2月から1日とって31日にしてしまいました。本来は7を表す「セプタ」8の「オクト」9の「ノナ」10の「デカ」がこのため2つずつずれて9月を「セプテンバー」10月を「オクトーバー」11月を「ノベンバー」12月を「ディセンバー」というようになってしまい、2月を28日になってしまいました。

 昔からわがままな人はいるもんだ・・・・。

2012年01月20日(金)

SCIENCE ROOM REPORT  30号

春節

  月の動きで日付をきめる太陰暦。その正月が今年は1月23日月曜日になります。日本ではあまりお祝いしないようになりましたが、アジア圏の多くの国ではこの日前後はお休みになります。もちろん1月1日なので新月ということになります。長崎のランタンフェスタはこの春節のお祭りです。

『たぬきの糸車』

皆さんはご存知のことと思いますが、私が、真実を知るまで長い時間がかかった話です。

『たぬきの糸車』で糸車を回す音は「キークルクル」「キーカラカラ」と教科書に乗っています。この音について実は30年ほど前、教員に成り立ての頃、ある研究会で教えてもらいました。

糸車のAの部分に糸を巻き取るようになっている、Bの部分には原料の綿などがつけてあり、大きな車輪のAを回して「キー」その後よられた糸がBを引っ張って「クルクル」と回ると。その通りに信じていましたが、「じゃあその糸をAから外すとき、Aの支柱が邪魔になって難しいのではないか。」と、ずっと疑問に感じていました。しかし、先輩の言うこと信じるしかありませんでした。

それから20年ほどたって、Aの車輪は動力源でAを回すとベルトでBが動き、Bの先つけた棒に糸が巻きとられていくことを知りました。(AとBの直径に反比例して回転数が決まります。Aが5倍大きいとBは5倍多くまわります。)こうすれば簡単に糸を外すことができます。

その後、北九州の博物館で実演があるということで見に行きました。そのとき実演している人に聞いてみると「よく言われるので『キークルクル』と音が出るようにしてみようとおもったのですが、うまくいきませんでした。」とのこと。つまりあの音は糸車自体が古かったのか、おかみさんが慣れてなくて(新婚?そうするとのぞかれたきこりのだんながおこるのもむりないか・・。)

あの音が出たのでしょうか?どちらにしろ教科書の挿絵と脚注を注意深くみると確かにAの部分は動輪で糸をBに巻きつけるようになっています。もう少し注意深く見ておけば・・・。そんな私のお話です。

2012年01月17日(火)

SCIENCE ROOM REPORT  29号

平成24年1月13日 道免

理科で読む物語。今回は『わらぐつの中の神様』です。

物語の冒頭文で、「雪がしんしんとふっています。・・・お母さんが台所で夕御飯の後かたづけをしている音が聞こえるだけで、辺りはとても静かです。」さてこの部分を理科的に読むと。

雪は結晶化していて見た目以上に複雑ですかすかの構造をしています。そのため音がその中に入ると反射を繰り返して実際以上の距離を伝わることになります。そのため音がどんどん減衰していき、条件さえよければ80%以上の音が吸収されることになります。布団の中にもぐり込むと外の音が聞こえなくなるのと同じです。この場合綿が雪の代わりをしています。

つまり、冒頭部分は、「雪が降ってきたので外の音が聞こえづらくなって静かになってきた。そのため家の中の音がいつもより大きく聞こえるように感じる。周囲の静けさがさらに印象的になってきた。」ということになります。

三好達治の「雪」

「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降り積む」

雪国の夜。音一つなく、しんしんと降る雪。外の寒さと雪に半分埋もれた藁葺きの家。中は囲炉裏のほのかな明かりと、子らを眺めながら夜なべをする母。私は、透明感のある日本の原風景をこの詩に感じますが、皆さんはいかがでしょうか。  そろそろ福岡にも雪が・・。

理科室前掲示板

 羅列的な掲示になりましたが、日食関係の掲示をしています。

皆既日食と金環日食の違いの説明。新聞記事。1987年の金環食の写真。2009年の部分日食の時に職員で写した写真。

(フィルターをかけた分と木漏れ日写真。)

  もうお気づきでしょうが、もうすでに今年の日食のことで私のテンションは上がってきています。30年近く前の予報では宇都宮が絶好ポイントといわれていました。その時から私にとっては、ある面待ちに待った日です。

滅多に見られない天体ショー。興味のない方はたいしたことがないかもしれませんが、今年の上半期、しばらくおつきあいください。

2012年01月12日(木)

SCIENCE ROOM REPORT 28号

SCIENCE ROOM REPORT 

平成24年1月10日 道免

始業式

いよいよ3学期が始まりました。寒い日が続くようなので、風邪には十分気をつけてください。一つの予防方法は、今日の校長先生の話の中にもあったように乾燥しないことです。そこで、ぞうきんで机の上を拭かせた後、ぬれたままいすにかけさせていたところ湿度が10%ほど上がり、簡単な予防になりました。よかったら実践してみてください。
道免先生からの挑戦状。解答編
12月に理科室前の壁にこんな張り紙をしておきました。

(1)12月22日は冬至。昼が一番短い日です。でも一番寒いのは、2月頃なぜでしょう。

(2)今年(2011年)の春分の日は、3月21日、夏至 6月22日、秋分の日 9月23日、冬至  12月22日でした。これからわかることは?わかったひとは道免先生まで、大掃除で出た豪華景品付き。

さて解答ですが。

(1)太陽の熱で直接空気が暖まるのではなくて、一度大地が暖まりそして空気を暖めます。そのため太陽は12時に南中するのですが、一日の中で一番暖かくなるのは少しおくれて2時ごろになります。それと同じように夏至は6月ですが、一年で一番暑くなるのは8月頃になります。逆に、大地に熱が蓄えられているのでその熱が冷めて一番寒くなるは、冬至より遅く2月頃が一番寒くなります。たとえば、大きなお鍋(肉厚の)は暖まるのに時間がかかりますが、さめるのは遅くなるのと同じことになります。

(2)一年で地球は太陽の周りを一周します。ということをみんなは知っていますが

実際にそのことを実感して欲しいのでこの問題を出しました。地球は、3ヶ月で太陽 の周りを1/4だけ移動します。太陽を中心として90°だけ回転することになります。
ちなみに、365日で太陽の周りを一周することから、円の中心を360°にしました。不思議なことに2000年以上の前の人は太陽の周りを地球が約360日かけて回っていることを知っているようでした。ついでに円を描いたときに半径で切っていくと一つの扇型は60°になります。そして、5で分けていくと12になります。ここから12進法、60進法。が出てきたといわれています。1時間は60分、1分は60秒、時計一周は12時間。・・・。
2012年01月06日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 27号

SCIENCE ROOM REPORT 

平成24年1月4日 道免

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

本年の一番の楽しみは、日食です。前にも書きましたが近づくにつれて詳しい予報が出てきました。5月21日の朝で、福岡では7時25分に最大91%の部分日食になります。(関東あたりでは、太陽より月がやや小さき見える金環食になります。本当は行きたかったのですが・・。25年前の沖縄での金環食には行きました。その時の素人写真は理科室に置いています。)この日は、観測会をする予定にしていますお楽しみに。左の写真は前回2009年の7月22日の日食の時に三宅八幡の中で職員でとった木漏れ日写真と自記温度計での温度変化です。

学習予定

  反省会でもお伝えしましたように5・6年の方々にはご迷惑をおかけしました。ただ、2学期にある程度学習を進めることができましたので、3学期の学習内容は、5年は「もののとけかた」「6年生の学習の準備」「まとめと復習」。6年は「生物と地球の環境」「電気の性質と働き」それに「学習のまとめです」。6年生は卒業に向け週2時間のペースで授業を行なっていきます。

2012年は、ドラえもん誕生百年前

2112年9月3日にドラえもんが生まれます。では、タイムマシンは出来るのでしょうか?

昨年光速より早いニュートリノが発見されたというニュースがありました。ちょっと説明すると、ニュートンの力学では質量や時間の進み方は不変であるということが原則になっていました。それをアインシュタインは、光速のほうが不変でそれから起こる矛盾を解決するのに質量や時間のほうが変化するという仮説を立てたのです。スピードが早くなれば時間の進み方が遅くなっていき光速になったときにはゼロになり、光速を超えるとマイナスに動いていきます。つまりもしタイムマシンができても過去には行けても未来には戻れません。もちろん、ニュートリノは、なんでんかんでん通り抜けてしまいます。これではちょっと機械にするには無理があるようです。

  ちなみに「鉄腕アトム」の誕生日は2003年4月7日。妹のウランちゃん、コバルト兄さん・・手塚さんが考えた未来は、機械文明や原子力の万能の時代になると思ったのでしょうか?ついでに、さすがの手塚さんも携帯電話は考えていなく、アトムが取る電話はいつまでも黒電話でした。

2011年12月30日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 29号

平成24年1月13日 道免

理科で読む物語。今回は『わらぐつの中の神様』です。

  物語の冒頭文で、「雪がしんしんとふっています。・・・お母さんが台所で夕御飯の後かたづけをしている音が聞こえるだけで、辺りはとても静かです。」さてこの部分を理科的に読むと。

  雪は結晶化していて見た目以上に複雑ですかすかの構造をしています。そのため音がその中に入ると反射を繰り返して実際以上の距離を伝わることになります。そのため音がどんどん減衰していき、条件さえよければ80%以上の音が吸収されることになります。布団の中にもぐり込むと外の音が聞こえなくなるのと同じです。この場合綿が雪の代わりをしています。

  つまり、冒頭部分は、「雪が降ってきたので外の音が聞こえづらくなって静かになってきた。そのため家の中の音がいつもより大きく聞こえるように感じる。周囲の静けさがさらに印象的になってきた。」ということになります。

三好達治の「雪」

「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降り積む」

  雪国の夜。音一つなく、しんしんと降る雪。外の寒さと雪に半分埋もれた藁葺きの家。中は囲炉裏のほのかな明かりと、子らを眺めながら夜なべをする母。私は、透明感のある日本の原風景をこの詩に感じますが、皆さんはいかがでしょうか。  そろそろ福岡にも雪が・・。

理科室前掲示板

  羅列的な掲示になりましたが、日食関係の掲示をしています。皆既日食と金環日食の違いの説明。新聞記事。1987年の金環食の写真。2009年の部分日食の時に職員で写した写真。

(フィルターをかけた分と木漏れ日写真。)

  もうお気づきでしょうが、もうすでに今年の日食のことで私のテンションは上がってきています。30年近く前の予報では宇都宮が絶好ポイントといわれていました。その時から私にとっては、ある面待ちに待った日です。 滅多に見られない天体ショー。興味のない方はたいしたことがないかもしれませんが、今年の上半期、しばらくおつきあいください。

SCIENCE ROOM REPORT 29号

平成24年1月13日 道免

理科で読む物語。今回は『わらぐつの中の神様』です。

物語の冒頭文で、「雪がしんしんとふっています。・・・お母さんが台所で夕御飯の後かたづけをしている音が聞こえるだけで、辺りはとても静かです。」さてこの部分を理科的に読むと。

雪は結晶化していて見た目以上に複雑ですかすかの構造をしています。そのため音がその中に入ると反射を繰り返して実際以上の距離を伝わることになります。そのため音がどんどん減衰していき、条件さえよければ80%以上の音が吸収されることになります。布団の中にもぐり込むと外の音が聞こえなくなるのと同じです。この場合綿が雪の代わりをしています。

つまり、冒頭部分は、「雪が降ってきたので外の音が聞こえづらくなって静かになってきた。そのため家の中の音がいつもより大きく聞こえるように感じる。周囲の静けさがさらに印象的になってきた。」ということになります。

三好達治の「雪」

「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降り積む 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪降り積む」

雪国の夜。音一つなく、しんしんと降る雪。外の寒さと雪に半分埋もれた藁葺きの家。中は囲炉裏のほのかな明かりと、子らを眺めながら夜なべをする母。私は、透明感のある日本の原風景をこの詩に感じますが、皆さんはいかがでしょうか。  そろそろ福岡にも雪が・・。

理科室前掲示板

 羅列的な掲示になりましたが、日食関係の掲示をしています。 皆既日食と金環日食の違いの説明。新聞記事。1987年の金環食の写真。2009年の部分日食の時に職員で写した写真。

(フィルターをかけた分と木漏れ日写真。)

  もうお気づきでしょうが、もうすでに今年の日食のことで私のテンションは上がってきています。30年近く前の予報では宇都宮が絶好ポイントといわれていました。その時から私にとっては、ある面待ちに待った日です。滅多に見られない天体ショー。興味のない方はたいしたことがないかもしれませんが、今年の上半期、しばらくおつきあいください。

2011年12月21日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 26号

道免先生からの挑戦状

 理科室前の壁にこんな張り紙をしておきました。

道免先生からの挑戦状

(1)12月22日は冬至。昼が一番短い日です。でも一番寒いのは、2月頃なぜでしょう。

(2)今年の       春分の日  3月21日

夏 至  6月22日

秋分の日  9月23日

冬 至 12月22日

これからわかることは?

わかったひとは道免先生まで、大掃除で出た豪華景品付き。

 興味のある子はじっと見ていました。もちろん多くは「豪華景品」の方。「道免先生のことやけん、ぜったいテストの残りやで。」・・・・

 早速「月が三の倍数になっている!」よくできました、ちょっとだけ豪華景品をプレゼント。

 理科的にはもう一押し!。 わかった人はぜひ理科室まで。

ときめきの大掃除

  空き時間ができましたので理科室も大掃除をしています。基本「片付け上手は、捨て上手。」といわれています。ときめこうがときめかないだろうが使わないものは捨てる。そのうち使う、誰かが使うは、使わない。一年間使わなかったものは一生使わない。段ボールに入れて出さなかったものは見ずに捨てる。多少空間に無駄があっても同じものは同じもので集める、地べたに直接置かない。以上が道免流ですが、以前教育過程が変わってもう使わないなと思って捨てたのがその後復活して使うようになり、しまったと思ったことがあります。そのときはもう違う学校に異動していましたが・・・・。というわけである面ゆっくり分別しています。

 家に帰ると「もう理科室でときめいたので家ではときめかない。お休み・・・。」

2011年12月06日(火)

SCIENCE ROOM REPORT 25号

平成23年12月5日 道免

12月10日は皆既月食

  月食は地球の陰に月が入って見えなくなってしまうことです。といっても地球の陰に入りつつあるときは、満月から半月、三日月に変わっていきますが、完全に隠れた瞬間ぼーとした赤い月に変わるはずです。ちょっとした天体ショー。よかったら子ども達に学級指導の時にでも紹介していただくと助かります。

月と太陽の見かけの大きさが偶然にも一致しているので、月が太陽を隠してしまう日食はきれいに隠してしまいます。そして、月からみた地球は、太陽よりも大きくなりますので、もし月でみたとしたら地球が太陽をすっぽり覆い隠すように見えるはずです。また、常に月は地球に同じ面を見せています。ということは月に基地を作って地球をみるといつも同じ高さ、位置に地球をみることになって、満ち欠けを繰り返します。そして、太陽が約28日間で一周するように見えるはずです。月の西の方から日の出が始まり14日かけて日の入りになり14日間は全く日が出ません。ですから太陽が動いて地球の陰に入っていくと言うことになります。

と、書きましたがもちろん私も月に行ったことがありません。「理科教師、みてきたような嘘をつき。」

月の陰より地球の陰の方が大きいので月食の回数より日食の回数の方が少なくなります。次の日食は2012年5月21日、7時頃です。月食は2012年6月4日です。福岡ではいずれも部分です。(両日とも残念なことに月曜日です。特に5月21日は関東の方にいけば金環食がみれるはずです。あーあ。)

ということでもう一つ天体の話題。

  冬の星座で有名なオリオン座。その中の1等星の赤いペデルギュウスが、なくなるかもしれないというニュースがこの頃多くなりました。「近い将来、超新星爆発を起こす可能性が・・・。」

  宇宙の時間の進み方と人間の一生の時間の進み方はまるっきりスケールが違っています。ですから「近い将来・・。」の近いは、今日明日、1ヶ月・・、程度でなく何千年、何万年も宇宙の時間の進み方では「近い」になってしまいます。

  ただ、どんなことが起こるのかは見たいと思っています。と言うことはペテルギュウスまでは光のスピードで650年。今この瞬間に爆発しても地球に光が届くのは650年先。ですから、少なくとも630年以上前には爆発しておかないと私の一生ではお目にかかれないと言うことになります。

  いろいろな学者様が、予想を出しています。「しばらくは明るい2つの太陽が見られる。」「γ(ガンマー)線が地球上に降り注ぐ。」「オゾン層が破壊される。」というのもあれば、「満月程度の明るさ。」「人工衛星などは影響受けるが地上には到達しない。」等々。結局わかっていないのです。

 わかっていることはただ1つ。『冬の大三角』がなくなると言うことです。さあどうやって教えるのかな?

五年の振り子の性質の学習

  これはブランコで遊んでいるわけではありません。実際に振り子になったつもりでこいでいます。立って乗っているときとしゃがんでいるときのふれの時間の違いを体感しています。前回書きましたように人間の重心点はおへそのあたり。立ったときの振り子の長さとしゃがんだときの長さは違ってきます。少しは実感できたでしょうか。さすが三宅の子少し念押しすると遊びの活動に入る子は少な

  

2011年11月30日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 24号

平成23年11月29日 道免

「実験道具を作っています。」
  て、かっこいいこといいましたが単にガラス細工を行っています。暖めたガラス管を寄せて一気にのばすと先が細くなって、とがったガラス管ができます。ちなみにこれを繰り返すと細い毛細管ができます。もちろん中は空洞になっています。
 その昔親父がお中元にもらったどこかのそうめんを見せて、

「このそうめんは、この細い麺の中が空洞になって均等に暖まるようになっている。そんな高級なものをもらった。だから、残さず食べるように。」

といっていたことを覚えています。そのとき子供心にどうやって穴を開けるのやら不思議でした。

大学に入ってガラス器具を自分で作るようになってから、ああなんだそうだったのか。と思いました。そこで疑問なのが、一応親父も理科系でしたのでガラス細工のことは知っているはずでした。それを、何でいわなかったのか、知らないふりをしていたのか、今となっては知るよしもありませんが・・・。
  本来は、ガスバーナーとふいごを使って作りますが、理科室のガスの点検がまだなので職員室のガスコンロで作りました。炎が広がるのでうまく作れませんでした(これは言い訳。)4年生の水と空気の暖まり方で使います。
学習進度
  5年生は、「ふりこ」6年生は、「てんびん」の学習に入っています。どちらも基底教育計画では3学期単元ですが前倒しをして3学期ばたばたしないようにしています(6年生は本校の教育計画の中でも2学期単元になっています。)
 いずれの単元も重心の移動や位置が関係しています。もちろんそこまでは小学校内容ではありません。
  そこで人間の重心高を出す公式を思い出しました。パルマーの式といって(0.557×身長+1.2cm~1.4cm)で出るということです。これを知ったのが30年ほど前でした 。長の個人差が大きい高学年の児童の「走り高とび」の授業を仕組むに当たって、高さだけの勝負ではなく重心高を持ち上げた高さで競争すれば身長差を吸収した授業ができると考えて見つけ出しました。
  これを書くに当たって裏付けをとろうとインターネットで調べましたがヒットしませんでした。今ではもう古いものになったのでしょうかね?いずれにしろ人間の身長の55%あたり、おへその少し上あたりが重心になります。
5年生は、来週あたり晴れたらブランコや鉄棒で実際にふりこを体感してもらいます。

質問コーナー

  一時期のたくさん持って来たころから比べるとだいぶ減りましたが、本当に好きな子ども達が出すのでかなり専門的なものもあります。「放射性物質とは」「地球に人間がいなかったら」「電車の中でジャンプしてもなぜ同じところに着地するのか」「宇宙には空気がないのに太陽はなぜ燃えるのか」・・。楽しみです。
Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2011年11月30日(水) 4:59 午後
Categories:   └Science Room Reprt
2011年11月19日(土)

SCIENCE ROOM REPORT 23号

平成23年11月16日 道免

レッドデータブック

 本来は動植物の絶滅危惧種を集めた本ですが、ここでは、日用品の絶滅危惧種を考えていきます。
  私的には一番は「マッチ」。ほとんどは自動点火か着火マン的なものに変わってきました。よくお店でもらっていた宣伝用のマッチも今はほとんどありません。そのうちIH変わって炎も見たことがないなんていう子ども出てくるのではないでしょうか・・・?。
  今6年生は「てこの利用」を学習しています。その中で、生活の中のてこの利用を考える時間に「缶切り」の話が出てきました。すると「あーそれおばあちゃんの家で見たことがある。」そういえば今はほとんどプルタブになっています。
  私たちが子どもの頃おばあちゃんちで見たかまどやつるべ式の井戸と同じ感覚なのでしょうか、(ちなみにおばあちゃんちの中庭には防空壕をふさいだ跡やら氷を入れる方式の冷蔵庫があったような記憶があります。もちろん今は跡形もなくなっていますが。あー年がばれる。)
 そこで、とにかく実物というわけで家から(例の倉庫から)持ってきました。少しはわかってもらえるでしょうか。
 4年生はその「マッチ」の使い方も学習の中にあります。うまく使えるでしょうか、これも経験です。 左は家から持ってきた「てこの原理」をつかった日用品の数々。右は
 <授業風景。手前にあるのはでっかい天びん。 >

質問コーナー

「水よう液」の学習の時は、やはり実験の準備やら終わった後の洗い物などが多くてなかなか質問コーナーの質問に答えることができませんでした。ようやく一息ついて、見てみると
「11月17日と18日の天気(長崎の)を調べるにはどうした らいいのか教えてください。」というのがありました。     
  6年生の修学旅行の日です。もっと早く気づいていればいろいろな方法を伝えることができたのですが、気づくのがおそくなってごめんなさい。昨日今日になってしまいました。こうなるとインターネットでもデータ放送でも新聞でもわかります。いい修学旅行になるといいですね。
] 
Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2011年11月22日(火) 9:31 午前
Categories:   └Science Room Reprt
2011年11月10日(木)

SCIENCE ROOM REPORT 22号

 
  平成23年11月10日 道免

毎日が記念日。11月11日は何の日

  11月8日は、いい歯の日。11月22日は、いい夫婦の日。等々語呂合わせで色々な記念日がありますが、では11月11日はなんの日でしょう?答えは「ポッキーの日」だけでなく漢字で書いた十一月十一日。プラスマイナス、プラスマイナスで電池の日。
  いま5年生が「電磁石の性質」を学習しています。やはり作りなれている子は早く苦手な子はなかなか電流さえ通りません。原因はエナメルをはがしていないだけでなく、ビニール線すらはがしていない子も見受けられました。とにかく単元が終わるまでに一度は電流が通る事を目ざしています。

油断大敵

  6年生の「水溶液の性質」のまとめに変えて、名前を伏せた六種類の水溶液を渡して当てる実験を行いました。朝準備をしているのですが、アンモニア水を常温ではかすかににおう、暖めるとはっきりわかると言う程度の濃度に希釈しています。これくらいで大丈夫だろう、薄すぎないかなと自分自身でにおった瞬間「ツーン、ゲボゥ!」しばらくは鼻がききませんでした。どこか油断していました。反省!
  4クラス8グループずつの中で1グループだけは「きっとこれは石灰水に違いない。もっと確定するために二酸化炭素をいれてみよう。」と言うことでボンベを借りにきました。予想外のことです。ばらしい。

4連休

  久しぶりに自分自身の机と倉庫(実は私の家の個人スペースはこれしかありません。)を片付けました。すると昔作ったものや集めたものが出てきました。その一部を持ってきました。かなり古くなったっていますので作り替えて使えるようにしていきたいと思っています。左から「栃木県那須塩原温泉で見つけた葉っぱの化石」似たものを杖立温泉でも見つけましたが今回見つかりませんでした。塩原の方は教科書にも載っていますので使えそうです。「6Pチーズの箱で作った個人用プラネタリュウム」「カシオペアと北斗七星の位置関係のシート」
2011年11月02日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 21号

平成23年11月1日 道免

ハッピーハロウィン
ハロウィンパーティーもいつの間にか日本にも定着しましたね。私が小さいときには全くありませんでしたが・・・・。

さてこのお祭り実はイギリス北部に昔いたケルト族のお祭りだそうです。民族や時代によって新年を迎える月はちがっていました。中国などは王朝が変わるたびに、7月に新しい年になったり4月だったりしていました。ケルト族は、11月に新年を迎えていたと言われています。ですから10月31日のハッピーハロウィンは大晦日のお祭りになります。そして、日本の除夜の鐘のように、それまでの年の悪いことは追い払って、新しい気持ちになれるようにしていました。ですからカボチャのお化けが出てくるのです。

また、ケルト族も夏至だったか冬至だったか1年に一度のそこだけ太陽の日が照らす洞窟を作っていたようです。前も書きましたが天体観測を丁寧に行えば、精密な機械がなくてもかなり正確に太陽や月の動きを予測できるものです。観測はできるだけ地道に継続で。

冬の星座の中で有名なオリオン座もこの時期、12時ごろ東の空から出てきます。子どもたちには少し遅い時間帯ですが、何かの機会にでも紹介してみてください。オリオン座は、特徴的な3つ星と全天88座の星座の中で唯一1等星を2個もっている星座です。ですから見つけやすいオリオン座をキーにしてその他の星座も見つけやすくなります。また、これからは空気も澄んできて星座ファンにとっては観測には絶好の季節です。(興味のない人にとっては寒くなってくるのでいやかもしれませんが・・・。)子どもたちにとっては観測しやすいのが2月頃になります。この頃だと8時頃南中します。

雪男

今朝の新聞に雪男の記事が載っていました。どうしてヒマヤラみたいに寒いところに・・。と思われるかもしれませんが、以外と寒い方が食料が豊富になることがあるのです。冬支度の前に木の実などが豊富にとれることもありますが、冬眠中の動物を襲うことも寒さで動きの鈍った魚を捕ることも容易になります。

日本でも縄文時代の大きな集落が、青森県の山内丸山遺跡のように東北地方にあることも同じ理由のようです。米作りの日本での広がりもどちらかというと日本海側の方が早かったのも人口が日本海側の方が多かったからではないでしょうか。

で昨日のサルの出没ですが、サルの食料が開発のため少なくなってきたこともあるでしょうが、一つは山の木の実より人間の作った作物や食べ残しのお菓子などの方が遙かにおいしく、その味を覚えたサルではないでしょうか、と私は推測します。本来野生の動物にとって人間は恐ろしいものだからです。

ともあれ、「猿をじっと見ざる。」「猿からの誘惑を聞かざる。」「猿にむかってワーワーいわざる。」そして「さるものはおわず。」です。

2011年10月28日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 20号

平成23年10月28日 道免

いよいよ明日学習発表会ですね。どの学年も練習の成果を発揮してください。

理科の学習は、5年生は、「電磁石の性質」6年生は「水よう液の性質」を行っています。

5年生の電磁石ではまずコイルを巻いていきました。それがなんとエナメル線を巻くのが大変でした。渡した瞬間もつれてしまう子や途中まで手伝ったのに振り返ると巻き込んでしまった子等々。実験用にいくつか私の方で用意していますが、さてさて・・・・。これも経験と思っています。

6年生の水溶液の学習は再来週で終わります。まとめには名前を伏せた何種類かの水溶液を渡して何か当てるようなちょっとゲーム的な実験も用意しています。実は私も大学の時、最初の実験演習で似たようなことを行っています。このときの教授は混ぜて渡しました。こんな意地悪はしません。御安心を。

さて、水溶液の性質では、実際の身の回りの生活の中で酸アルカリ中和などの反応についても少しずつ話しています。たとえば、むし歯が起こる原因、蚊に刺されてもお風呂に入るとかゆくなくなること、朝顔の花びらに雨が落ちると点々と色が変わるものがあること、地熱発電所の寿命が短いことなど、理科は実験室の中の特別な世界ではないことを伝えていきたいと思っています。

理科で読む物語。今回はかつてアニメであった「○○人間 ベ○」です。

最近実写版でも放送があっていますね。見てはいないので、多少ちがうかもしれませんが昔見た記憶では、同じ細胞から分かれて3人になったと思っています。

これだと同じ遺伝子を持っていることになって、何かの環境の変化、病気、薬物などに対する耐性が同じになるというリスクを背負います。つまり、一人が病気になると全員が同じ症状を起こすというものです。また、一人が死に至る事態に陥ると同時に全員も死に至ることになります。つまり、長い進化の歴史の中で雄と雌、男性と女性、おしべとめしべに分かれて交配していくのは、ちがう遺伝子を交換して少しずつ形を変えていき、何かがあって99%が死滅しても残り1%は生き残るという生命の知恵になっています。ちょっと昔の映画ですが、アメリカ版「ゴジラ」も雄雌がないという設定だったので同じ理由で絶滅に向かうというと言うことです。

ついでに、同じ時期に誕生した3人なのに何で母さんと父さんになっているのかが小さいときからの疑問でした

2011年10月21日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 19号

 
平成23年10月19日道免
4種類の砂・れきを作りました。
 と、かっこよく書きましたがなんてことはない3種類のふるいで大きさのちがうものをそろえていきました。
  いつものことですが、本当は学習がはじます前に済ませておかなくてはいけないのです。学習が進むにつれて大きさがそろっているもののほうが使いやすいので(意図的に実験ができるので。)整理しています。何か必要なことがあればいってください。
ところで、その砂の中から一本の芽が出てきましたどこかに種が残っていたのでしょう。何の種か継続観察中です。水洗いも十分に行っていたのですが・・。不思議なことがあものです。
    

水素発生中

  6年生の「水よう液の性質」の中で塩酸や水酸化ナトリウムにアルミや鉄を入れる実験を行っています。このとき発生するのが水素。実は原発の建屋がばく発したのと同じ仕組みで発生しています。

  理科の実験の鉄則で、物理実験は大きく、化学実験は小さく(少なく)という鉄則があります。物理実験では様々な条件や影響を吸収するために大きく行う、化学実験は危険回避のため少ない量で行うというものです。この場合も、できるだけ少ない量で行っています。ですからほとんど爆発の危険性はないのですが、上方置換で試験管に集め火を近づけてキャインという爆発を見せてあげたい誘惑に駆られています。でもここは辛抱辛抱。万が一があるといけませんから・・・。

 

 

2011年10月13日(木)

SCIENCE ROOM REPORT 18号

SCIENCE ROOM REPORT 

平成23年10月13日 道免

◯ 新しい単元に入りました。(6年生)

 「土地のつくりと働き」が終わり「水溶液の性質」に入りました。

  「土地のつくりと働き」では、『エベレストの頂上近くにもアンモナイトの化石がある。』という記述があります。そこで説明するのに、昔、国語にあった「大陸は移動する」という説明文を使い
  ました。テストを見ると肝心なところよりこういった所のほうが楽しかったようで、よくできていました。さらに、地震の所ではあまりにもタイムリーな内容でしたので子どもたちもよく聞いてくれていました。

 「水溶液の性質」の導入では少し単元の配列を入れ替えてムラサキキャベツ、グレープジュース、紅茶、ハーブティーを使って行いました。

  しかし、ちょうど端境期だったことや、野菜の高騰で近くのスーパーや八百屋にはありませんでした。そこで、3連休中に某デパートのデパ地下を見るとありました。さすが百貨店でした。しかし、今野菜が高い!(配布しているプリントは白黒なので色がわかりません。カラーで見たい方は三宅のホームページか道免のフォルダを御覧ください。)

 

 5年生は「流れる水の働き」のあとの「電磁石の性質」で初めて教材を購入します。簡単なものですのですぐに作れるはずです。再来週に入ります。

 

◯ ムラサキキャベツ           

◯ ハーブティー・紅茶・グレープジュース

 

 

Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2011年10月13日(木) 12:18 午後
Categories:   └Science Room Reprt
2011年10月05日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 17号

平成23年10月5日 道免

◯ 炎色反応

 炎色反応とは、金属などを炎の中に入れるとその金属固有の色を発色する反応のことです。花火などに応用されています。
実は、自然教室の北山自然の家の指導員の方から質問がありました。

「キャンプファイヤーでいろいろな色を出したい・・・。」

それには炎色反応が簡単だろうと思って答えました。

しかし、こんな発想は私には全くありませんでした。やはり若いといったことは大切な事で頭が柔らかい、いろいろな発想が生まれてくるものだと感心しました。

例えば、鉄の酸化反応で発熱することは広く知られたことですが、これをカイロに応用した人は、その発想が偉い!と思っています。(使い捨てカイロに磁石を着けてみてください。中身が鉄ということが確認できます。基本的な成分は鉄と水です。)

このあと出てきたお酒を温めたり駅弁を温めたりするのは石灰や水酸化ナトリウムに水をかけると発熱することを応用しているのですが、これもホッカイロがあるからこそ、他にはできないかという連想の世界でできています。なのでやはり最初の発想が素晴らしい、と思っています。

その他、ペットボトルに初めてお茶を入れた人などなど・・・。初めの発想をする人が成功するのだなと思ったりしています。

で話を戻せば、トーチには使われているようです。ポイントは、不燃性の布に灯油ではなくアルコールを含ませて炎色反応を起こすものを混ぜるとトーチがいろいろな色になる。とインターネット上にありました。機会があれば試してみます。

◯ 「流れる水の働き」(5年)

 5年生は、「流れる水の働き」の単元に入りました。導入で夏休みにつくった川の模型を使いました。外側は流れが早く旗が倒れて行きました。

 次の時間は、これまた夏休み中につくった川の模型を使います。
2011年09月27日(火)

SCIENCE ROOM REPORT 

2011年10月28日、人類は滅亡する!
このことを言いに来た子がいました。 これは、マヤ暦のことだと思います。1000年近く前からマヤの人たちは天体観測を繰り返し、今使っている暦に近いかそれ以上の暦を作成したということです。マヤのピラミッドには、秋分の日・春分の日だけに蛇の体が映るように設計されたものもあります。 観測の方法は今のように高度の機器もなく、ほとんど肉眼で行われていたようです。つまり、どんな原始的な方法でもていねいに何度でも繰り返し観測や観察を行えば、今の高度な技術に劣らない物ができるということです。 このことは、伊能忠敬の日本地図作りでも言えることで、彼は歩測でもって日本地図を作りました。
その後、明治になって陸軍が中心になっての地図作りや航空測量の利用などで日本地図は作りなおされたのですが、現在のGPSや衛星を使った測量では、どちらかというと伊能図のほうが正確だったと言われています。
マヤ暦に話を戻すと、私的な意見ですがマヤ人の天文学者は何千年かの暦をつくったのですが、『一つの暦の周期も終わるし、たくさん作って飽きちゃった』と言ってこの日でやめてしまったのではないかと思っています。
ここまで私の思索を進めていたのですが、隣にいた子が、 「え~。10月28日で人類が滅亡すると?そうしたら修学旅行に行けんやん。」 「せっかくお小遣いもらう約束したのに。」・・・・・。
人類の滅亡から話は修学旅行の計画に。 大丈夫です君たちのような子がいる限り人類は滅亡しません。

理科室前

深まる秋を感じて欲しいのでいくつか持ってきています。
赤・白・黄色の彼岸花。(ただし最近は色が混ざってしまっています。)
まだ青い柿。(熟したのは我が家の息子が食べてしまいま した。)
カラスウリ。(青い方を見て多くの子はスイカや、と言っていました。)
いずれも我が家産です。
平成23年9月26日 道免
2011年09月16日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 16号

今週の月曜日は中秋の名月でした。

(9月12日)ちょうど6年生が「月と太陽」の学習をしていましたので、理科室の黒板の日付の横に「十六夜」「立ち待ちの月」「居待ちの月」と書いていきました。それで今日は、「寝待ちの月」。個人的なことですが司馬遼太郎氏の『龍馬が行く』の中に「寝待ちの藤兵衛」と言う 人物が出てきます。私はどうもそちらの方を連想が行ってしまいます。以下月に関してのいくつかの話題。

星月夜

「俳句の季語で星月夜というのがあるのですがどんな意味ですか。」という質問が出されました。
調べてみると、意味は、「星の明るい晩。月が出ていないで、星だけが輝いている夜。星明りの夜。星が月のように明るく輝く夜。」ということでした。季語は秋。
ついでに、ゴッホの有名な絵画に『星月夜』というのがあります。糸杉の上に渦巻く光を放つ月と星が描かれているゴッホの代表作です。
  これもついつい理科の視点で見ると・・・・。になりますがあくまでもこの絵はゴッホの精神世界を描いたもので、いろいろ考証するのは野暮なことなのでやめます。

「月と太陽」の学習の中で何が大変かというと、

  月を宇宙から見た動きと、地球から見た形の変化とを連動することです。つまり、空間概念を育てるということです。これも中学「星の動き」や高校の地学につながっていくものですのでできるだけ丁寧に説明しているつもりですが・・・。

自分の高校の時の地学の問題の中に

  こんなのがありました。「東経何度、北緯何度にすんでいる『セブン・ミニッツ・ファースター』氏は太陽が南中していた時、時計を見ると12時を指していた。彼の時計は何分進んでいるか遅れているか、計算しろ。」私は、計算していたのですが、問題をよく読んだ生徒は計算もせずに答えを書いてしまいました。

最後に問題。

月の形の変化順に並び替えてください。
2011年09月08日(木)

SCIENCE ROOM REPORT 15号

自由研究
夏休みの自由研究ご協力ありがとうございました。総数で280点ほどの応募がありました。ものつくり部門とテーマ研究部門の2つに分けましたが、分けるのはこちらの方で分けていきました。学校から10点の出品となっていましたので選考しました。なんと30倍近くという超難関な競争率になりました。
  内容的にはすばらしいものが多く、(もちろんやっつけ仕事のようなものもありましたが。)理科のいくつかの視点「研究の流れ。」「比べる。」「表やグラフにする。」などをきちんとできている子が多かったようです。特に「研究の流れ。」の「実験の動機・予想・結果・まとめ。」といった流れがよくできていました。
  まるで家庭科のレシピのような自由研究もありました。できたら少しでも何かと比べるといいよとアドバイスしています。また、夏休み前に著作権の話をしていました。本当は自由研究の内容ではそれに触れることは少ないのですが、将来にわたっての研究の流れを作るためにも、触れないようにインターネットのプリントアウトしたものの切り貼りはだめといっていました。この点もよく守っていたようです。
さらに、引用・出典を書くようにいっていましたが、URL、本の名前・出版社名も書いていた子が多かったようです。中には正直に「○○ハンズで買ってきたものでしてきました。」「めざまし○○○をみてしました。」と書いていた子もいました。それぞれの作品の裏に、ここのところはできているという評価の紙を張っています。これを見て次に生かしてほしいものです。

やせました

  私事ですが、一年半の間に8kg体重を落としました。運動ができないのでほとんどがカロリー制限で行いました。実は、気づいてくれる方も何人かいらっしゃいましたが、ここに来て病院の看護師さん、先生方、近所の人から言われるようになりました。ちょっとプチ自慢になっていますが・・・。
 実は『○%の法則』でしたかボーダーラインの法則を昔読んだことがありました。昨日探したのですが本は見つかりませんでした。
  変化は少しずつ起こっていても多くの人には変化を実感することは少ない、しかしその内容、期間、重要性によってある%を超えると非常に変化が大きくなっているように感じるボーダーラインがある。という内容のものでした。
  たとえば、毎年少しずつ温暖化は進んでいてもそれを変化だとは感じることは少ない。しかし、そういえば小さいときここに氷が張っていたのにとか、ここは夏でも涼しかったのにとか思い出したときに変化を実感する、といった内容でした。

  また、別の例として毎年O-157の発生はあっているのにあまり注目を集めない、これがある%を超えたときに大流行したように感じるところができる。そして、重要性が高まって次にはこの%が低くなってしまうということです。

  このことは学校現場でも感じることです。このごろよく頑張っているな。最近休みがちになったね。などは記録をとっているとその前兆がどこかにあるようです。そしてどこかの割合を超えたところで実感することになるようです。
 私の体重の変化は約10%でした。ということは私の重要性も10%を超えたところから始まるようです。(この部分は本当に私事ですみません。)
2011年08月29日(月)

SCIENCE ROOM REPORT 13号

写真撮影をしてきました。

  2学期にある川の流れの働きと洪水から守るいろいろな施設を写真でとってきました。ただ、河原に降りて写すということが難しかったのでいい写真にはなりませんでしたがとにかく利用できそうなものをとってきました。

※ 那珂川を遡る。

左 三宅校区内 博多温泉付近         右 道善付近

  ちなみに、道善付近の堰で水の水位を上げ、用水路を通って那珂川の支流の梶原川に落としています。その水位が上がった梶原川の水を曰佐江のあたりから引き上げて弥永小学校校区内の田んぼに回し警弥郷の先で那珂川に戻す水路があります。今回は写真に写してきませんでしたが4年生の「五人の庄屋」の学習に使えそうな施設があります。

左 中之島公園付近             右 筑紫耶馬溪付近

 次第に石が大きくなってきています。

※ 水害から身を守る

 今市内の各地で雨水をためる地下の調整池が作られています。板付近辺の工事現場をとってきました。深さは地下18Mだそうです。

 左から  板付の工事現場の上。できあがりのイメージ図。縦坑。18Mあります。なんと板付団地の現場から900Mはなれたところの工事です。右端は山王公園のグランド下の施設です。この中に水がたまります。

 理科室前にも掲示しておきます。みてください。

2011年08月11日(木)

SCIENCE ROOM REPORT 夏休み号

夏休みも折り返し点を過ぎました。みんながんばっているかな?

夏休みの自由研究について

 自由研究は難しい。とよく聞きますが何が難しいかって言うと「何をするか」を決めることだと思います。

 難しく考えるのでなく身の回りにあることで考えて下さい。ただそこに少しだけ理科の視点を入れてもらうといいと思います。

 例えば、「料理をする。」

  料理をして、レシピを書き、写真を載せて、感想を書く。これでもいいのですがこれだけだと家庭科の自由研究になります。ここに「比べる」という作業を一つ入れると理科の自由研究になります。分量をかえる材料をかえるなどなど・・・。こうすることで家庭科と理科の自由研究が2つ出来上がります。

 例えば、「紙飛行機をつくる。」

  紙飛行機を作って飛ばす。これだけでは図工の自由研究ですが、ここに「原理を調べる。」(本で、インターネットで・・)を入れてみるだけでもいいし、形を変えて比べてみる材質を変えてみるなどを入れると立派な理科の自由研究になります。これもまた、理科と図工の自由研究が2つ同時に出来上がります。

 自分の成長の記録をグラフ化する。台風の動きを切り抜いて並べてみる・・。etc

熱中症にご注意!

  前も書きましたが、単純に計算して、体の身長が2分の1になれば身体の表面積は4分の1になります。そして、体重は8分の1になります。体型の違いはありますが、大人に比べて子どもの身体の表面積の体重に対する割合は大きくなります。つまり、大人より水分の蒸発率は多くなることになります。ということは、大人より頻繁に水分を沢山補給して下さい、ということです。

  さすがに、熱中症のニュースが出始めてあまり聞かなくなってきましたが、一時期、根性論の指導者が、「今のこどもは我慢がたりん、根性がない!」と言っていましたがこれも原理から考えると当然のことだったのです。

  また、大人に比べて地表から近いところを歩く子ども達、あるいはベビーカーの赤ちゃんは、気温の変化より早く直に地表からの熱を受けます。このあたりも考えてあげることが必要でしょう。無理のない夏休みを過ごして下さい。

2011年07月22日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 11号  (7月29日発行)

自由研究

いろいろ相談がきています。そのいくつかです。

●「ソーラー発電の発電量についてはいいですか。」

訳を聞くと家に太陽光発電がついたとのこと。そこでアドバイスとして同じ時間に発電量をチェックすること、できたらそのときの気温と天気も記録しておくといい。まとめはグラフにするといい等をしました。

●「今まで天気を記録しているのですが、それでいいですか?気温等は記録していません。」

すばらしい、何でも継続して調べる・観察することで自然の変化が見えてきます。アドバイスとしてはぜひ続けなさいの一言でした。

●「近くの池の水の中の小さな生き物を調べようと思っています。」

アドバイスは、安全に気をつけること、もし持ち主がいたら一言言っておくこと。で顕微鏡は持っているのか聞くと持っているとのことだったので、スライドグラスを何枚かあげました。カバーグラスはセロテープで代用する方法を教えました。

●  4年生が光電池をかりにきました。ついでに古いソケットをあげました。うれしそうに持って行きましたが、実は古いソケットがたくさんあるので必要な人にはあげています。

●「塾の宿題を自由研究にしていい?」

う~ん。こればかりはいいとも悪いとも簡単にはいえないな~。はじめから楽をするつもりなのか、時間をかけていいのを作ろうとしているのかその子のパーソナリティに関係するので。でアドバイスは「何をするのかを考えるのも研究ですよ。」

●単刀直入に「何したらいいと?」

アドバイスとして、「今何が話題になっている?」(先生としては、原発や台風を期待していたんですが。)これに対し

「なでしこジャパン!」確かに・・・・。

で敵を知れば百戦危うからず。ということで休日に○善や○○ハンズ・○フコなど行ってきました。ありますねー、いろいろなキットが。(一番充実していたのが・・・。載せると営業妨害になるので載せません。興味のある人は聞きに来てください。)もちろんこんなのを使ってもOKです。

というわけで評価基準は、(いつもですが加点法で行っています。)

とにかく提出したら+1点。動機・予想・結果・考察の4つがそろっていたら+1点。流れよく書いていたらさらに1点。表・グラフ・図があれば+1点。予想(仮説)がしっかりしていたら+1点。・・・・。最後に独創性や身近な物への気づきがあれば1点というように行います。

(これはおまけ)

○善で見ていたら南半球の星座版を見つけました。南半球では、 太陽は東から出て北(北中)を通り西に沈みます。日本のよう に南向きに窓はついていなく、北向きが日当たりのいい家にな ります。ですから窓に向かって右側から太陽は出てくる感じに なります。星の動きの感覚上逆になります。もちろん北極星は 見えませんし、今天頂に見える夏の大三角形は水平線ぎりぎりに、南の空に見えるさそり座は天頂に大きく見えます。ケンタ リュウス座のαも大きく(太陽から一番近い恒星)南十字星も 見えてきます。個人的に購入しています。興味のある方や南半球 に旅行を予定している方はおかしします。

 

2011年07月15日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 10号

○ 理科室前、質問コーナー・自由研究コーナー

1学期の総数は、質問コーナーは、5年 260件 6年 100件 自由研究は、5年 200件  6年  50件でした。やはり6年生は忙しくなるのでしょう。5・6年生以外にも4年生、3年生も数件ありました。

質問コーナーでは思いつきや友達と同じものや、週刊誌的な興味本位のものもありましたが、中には、「いい質問ですね」といいたくなるような物もたくさんありました。自分の生活の中から疑問に思うことなど、「気づき」があるといですね。

質問の中には理科とは関係ない物もありましたが、哲学的なこともたくさんありました。「宇宙は誰が作ったのですか?」「死んだら本当にお星様になるのですか?」「人間はなぜ文明をもったのですか。」「人類は滅亡するのですか?」さてさてみなさんならどう回答しますか?

さらには「その地域の人ができる特技という物がありますが(たとえば大阪の人のたこ焼き回しみたいなもの)そういったものは、動物にもあるのですか?」

これには、イモ洗いサルの事を回答にしました。

 ○ ジャガイモの収穫

  昨年植えていただいたジャガイモの収穫をしました。葉やいもは実験に使いました。

来年用の種芋とデンプンの実験用にとっておきましたが、まだまだあるので、薄く切ってプレパラート作りの練習用としても使いました。非常に助かっています。ありがとうございます。

  

朝顔も2学期の実験用に植えています。正門横の竹林の中にプランターで植えたのですが・・・・・。最後の詰めで種をこぼしてしまい密集して出てきそうです。  (道免は、こうありますと。どこかがさつです。)

○ 理科の自由研究

  夏休みの自由研究の説明をしています。その中で科学工作の説明用に以前作った「ころころスイッチ」の改良版を提示しています。左の写真はアルミ箔の上にテープを貼っているところがあるので電気がついたり消えたりします。        
最初の設計では、豆球が「シャンシャンシャン、シャンシャンシャン、・・・。」と三三七拍子に光るはずでしたが・・。
子どもたちには、少し難しいようでしたが著作権の問題についても伝えています。インターネットをコピー、プリントアウトした物は禁止といっています。
ついでに図書館のレファレンスサービスにも触れています。たくさん利用してくれるといいですね。

  

<右の写真は、ころがりおちて、その階の豆球がつくようになっています。>
2011年07月01日(金)

SCIENCE ROOM REPORT 9号

平成23年7月1日 道免

○ 理科で読む物語、今回は『ガリバー旅行記』

ガリバーが初めて行く国はこびとの国、リリパット人の国です。彼らの大きさはガリバーの12分の1。リリパット人は、人間と同じような生活をしています。(というか作者のスイフトは、この小説を通してイギリスの様々なことを批判している「風刺小説」なのです。)

  しかし、このことは理科で見るとおかしな現象が起こってきます。それがまず目。眼球で光を感じて物を見ていますが、大きさが12分の1で目の大きさも12分の1になると、感じる光の波長が変わってきます。そうなるとガリバーとリリパット人では見ている物が違った色に感じていることになります。好みの色や洋服の模様も変わってきます。さらに、我々の学校で習う気温の変化(4年生)は、晴れた日は2時頃一番高くなると習っていますが、地面に近いリリパット人の学校では、12時頃一番気温が高くなっていると習っているはずです。次にガリバーが行く国は巨人の国。これまた同じような生活をしているというようになっていますが、骨の強さは、骨密度にもよりますが支えている骨の断面積に比例します。ということはガリバーより12倍大きな巨人たちの骨の強さは12の二乗、つまり144倍になりますが、体重は12の三乗、1728倍になっているはずです。これでは体重を支えることができません。巨人たちは足の太さがめちゃ大きくなっているはずです。ちなみに、変身するウルトラマンもこれと同じなら、変身した瞬間自身の体重を支えられなくて、怪獣と戦う前に骨折してしまっているはずです。かわいそうに・・・。

 (質問コーナーに「犬も人間と同じように色を感じていますか?」という質問がありました。それをヒントにしました。)

○ 半径2メートルの地球

  半径2メートルで地球を表すと、空気の層は約5mm、宇宙ステーションは、14cmぐらいのところを飛んでいる。静止衛星は11m、そして、太陽は47kmも離れたところから地球を照らしている。ということをやっています。その遠く離れたところから照らす太陽が、わずか 5mmの大気の中で様々な循環を行い我々に多くの恵みをもたらせている、という環境についての学習を行っています。

 

2011年06月27日(月)

SCIENCE ROOM REPORT 8号

○ 理科で読む物語。今日は、モチモチの木 

  霜月二十日の晩は、満月から下弦の月になります。だいたい50分ずつ月の出は遅くなっていきますから、この日の月の出はだいたい9時すぎ、ですから南中は夜中の3時頃になります。滝平二郎さんの挿し絵を見ると豆太が駆け下りていくとき左45度に月を配しています。(12時頃です)。

じっさまの腹痛が起こったのが12時頃。5歳の豆太が、下弦の月明かりの中を半道(半里、2km)をかけ、医者さまをつれてくるのが月の南中時の丑三つ時(3時頃)。そこで見たモチモチの木に灯がついた山の神様のお祭りは、南中した一番高いところにある月明かりの中であったお話になります。

○  教科書のミスを見つけました。5年生赤ちゃんの誕生のところで29週の時の赤ちゃんの体重が800gとなっていました。どう見てもこれは軽すぎます。横のグラフでは1500gをこえたところに座標が打ってあります。さっそく、大日本図書に連絡をとって確認をしました。すると、それこそその日に文科省から訂正許可が出たので訂正を送りますとのこと。来年からの教科書では訂正されることでしょうが、しばらく使う教師用は手書きで訂正をお願いします。

○  6年生「植物の水の通り道」を学習しました。ホウセンカの他にセロリ・フキ・ヨウシヤマゴボウも試していきました。ホウセンカに比べて時間はかかりましたがいずれの植物も道管を見ることができました。

  この実験用と2学期の花粉の観察用に育てていた植物にいたずらがありましたが、実験のために鉢の置き方が乱雑になっていた面もあります。安全の5つのSという話があり、一つが整理整頓だったと思います。反省を込めて片付けました。

○  宇宙空間に10ヶ月いた宇宙種が届きました。マトリカリアの種だそうです。(ハーブ類だそうです。)理科室で育てています。機会があったら見に来てください。

 

Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2011年06月27日(月) 2:54 午後
Categories:   └Science Room Reprt
2011年06月16日(木)

SCIENCE ROOM REPORT 7号

今日の朝、月でした。日の出と重なりますので観測条件はかなり悪かったです。

 ということで、今日はお月様のはなし。『かさこじぞう』から

ご存じと思いますが、昔は月齢で日にちを決めていました。その月の初めは新月で15日頃が満月そして月末はまた新月へ向かっていきます。晦日は30日のこと。(十日とおか、二十日はつか、三十日みそか。)今は大晦日というと12月31日のことですが、昔は師走の三十日。つまり月は全く出ていない日になります。かさを売りに大年の市に向かったおじいさん。昔のことですから夜道が真っ暗で危ないことを知っていたはずです。また、食うや食わずの生活でしたので提灯も持っていなかったと思われます。ですからおじいさんが町に向かったのは明るいうちの昼間、しかも雪道のことを考えると遅くとも3時には家に帰っておかなくてはいけません。つまり、行きにおじいさんはお地蔵さんを観ていたと考えるのが自然です。ですから、本当におじいさんが心優しく、お地蔵さんにかさをかぶせてあげるのなら行きにかぶせてあげるのに、帰りにしかも売れ残りをかぶせてあげるということは「持って帰っても仕方ない。このまま持って帰るぐらいならお地蔵さんにかぶせてあげよう。持って帰るのは荷物にもなるから・・・。」と考えたとしても何ら不思議はありません。でもこう考えるとなにやらおじいさんが人間くさくなると感じます。

つでに、赤穂浪士のうち入りは12月14日。歌舞伎などではいろいろいわれていますが、月明かりを頼りにしてたのでは考えています。

人体

1年生でえらく人体に詳しい子が理科室に来ました。6年生が習うことも知っていたし体の臓器 の名前もよく知っていました。色々聞いてみると某出版社から出ている通信教育的な学習の月刊 誌の1年生号に人体の迷路があったということです。そこでつてを頼って手に入れました。内容は6年生とほぼ同じ。6年生の皆さん頑張ってテストに備えよう!

5年生で水の中の小さな生き物を探しました。学校の観察池で行いました。ついでに、手作りプランクトンネットも使いました。前作ったのを多少改良しました。成果は・・・・。

6年生は、ジャガイモやレンコンの中のデンプンを調べました。これまたついでにジャガイモの地下茎やびわの種なども調べてみました。どうも今、知識がばらばらになってしまっていますので来週からはこれを整理していくようにします。

(地下茎は茎の中が青紫に変化する。びわの種は本当によく変わります。もしよかったら試してみてください。)

Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2011年06月16日(木) 1:12 午後
Categories:   └Science Room Reprt
2011年06月08日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 6号

自記温度計を止めました。

本来は、1年を通して作動させるといいのですが、4年生の気温の変化の単元の時だけ作動させています。2年前の日食の時のように何かあるときや必要なときはお知らせください。動かします。ちなみに、付属のペン先は意外と高価なものでしたので、毎回ラップに包んで乾燥しないようにしいます。これで、3年間もっています。やはりケチでしょう

理科で読む物語。(あくまでも私個人の解釈です。)

児童の「質問コーナー」にあったもので少しヒントを得ました。物語を理科の視点で見ると・・。

まずはじめは「ごんぎつね」。

ごんが兵十のおっかあの葬式を眺めるときに印象的な彼岸花。これは米作りと一緒に日本に伝わったといわれています。目的の一つは畦を固めるためですが、もう一つは、毒のある根の部分を飢饉の時水にさらし食料とするためといわれています。米作りと一緒に日本を北上していったようです。

また、ごんのいたずらの油かすに火をつけるのは、菜種のかすなので大変よく燃えます。昔いわれた『村八分』は、火事と葬式の二分は村で手助けするが後は協力しないという村の制裁です。このことから考えると火をつけるいたずらはかなり悪質で、しかも畑の肥料になるものを燃やしています。

さらにもう一つの『はりきりあみ』のいたずらでは、捕まえた魚を川下に捨てています。これでは二度と魚は網にかかりません。この頃の川は『入会地』的なものもあったでしょうが、兵十は『入漁料』を支払っていることは十分に考えられます。ということでごんのいたずらは村人の生命・財産を脅かす相当なものだったと考えられます。

そのため貧しい兵十が高価で発射まで手間のかかる火縄銃で撃ってしまう気持ちもなんだかわかる気がします。ちなみに、兵十のモデルはいたようです。(モデルについては、詳しくは半田市の新美南吉記念館へ。)

ダンゴムシを集めています。

6年生の「生物のそのかんきょう」の学習用にダンゴムシを集めています。理科室前の張り紙に「ダンゴムシ大ぼしゅう。持ってきてくれた人にはテストの残りなどごうか景品付き」と書いておきました。何人かの児童がすぐに持ってきてくれました。そのときこう言われました。

「テストの残りはいらない。残りなどのなどのほうがいい。」

さすが、三宅の子たちは言葉に対する感覚がするどい!そこで、「いい子いい子をしてあげる。」というと5年生も6年生もうれしそうに頭を出してきました。

みんな大きいのに・・・・。

ただいま整備中

  本当は授業に入る前に済ませとかなくてはいけなかったのですが、顕微鏡と解剖顕微鏡の整備をしています。使えなくなったものを分解し、組み合わせて使えるものにしたり、レンズをガラスクリーナーで拭いたりしています。

 どうしても足りない部品は野村先生に頼んで作ってもらっています。これがまた早くて正確で美しい。本当に助かっています。ありがとうございます。

2011年06月06日(月)

SCIENCE ROOM REPORT 5号

 水曜日の運動会、お疲れ様でした。無事終わって一安心です。
○ 日曜日台風2号がやってきました。そのとき理科室と留守家庭の間の木が倒れてしまいました。そこで・・。   (動機)あの程度の風で木が倒れることは何かおかしい。(仮説)根が縦に生えずに横に生えているのでは?横に生えるとするとそこに何か堅いものがあるのでは?きっと古い三宅小学校の校舎の基礎があるのでは?(調査)実際に穴を掘るのは難しい。では過去の校舎の写真か図を探してみよう。(結果)確かにトイレが昭和35年頃あったようだ。とここまでいったところで造園業の方が来られたので聞いてみました。すると、  「基礎があるかどうかはわからないが、この木はスモモで横根が張る。また、上の部分が重くなったので倒れた。」 といわれて元に戻していかれました。全く仮説はあっていませんでした。
○ 5年生はメダカの学習に入りました。昨年度からヒメダカとクロメダカが理科室の水槽にいます。生物植物関係が苦手な私にとっては大変助かっています。理科委員会の子と観察池のメダカを取りに行きましたが、うまくいきませんでした。どなたかコツを教えてください。
○ 4年生の電気の学習の参考に作っています。前回は単1の電池の大きさでしたが、今回は単3にしました。これで教室で提示するときも重くないでしょう。写真左、直列君1号2号3号。中、並列君1号2号。右、ころころがスイッチになっています。いずれもテストなどで出てきそうな配線です。もちろんけちな私はほとんど廃物利用です。
   
2011年05月29日(日)

SCIENCE ROOM REPORT 4号

○雨で延期の運動会。ご苦労様です水曜日は少しは,天気はよくなることでしょう。

○試薬ビンを修理しました。左のように上のゴムの部分が劣化し使い勝手が悪くなっていました。新しく買いなさなくてはと思っていたところ、引き出しの奥からゴムが出てきました。付け替えて13個ほど使えるようにしました。そのうち8個はヨウ素液用にし後は予備としておいています。何かに使ってください。付け替えたゴム自体も古いものですので後3~4年したらまた変えないといけませんが、とりあえず節約できました。

○4年生の『電気の通り道』用に作りました。これも、節約で作りました。牛乳パックでホルダーを作り配線もつかなくなった電線を分解しました。スイッチのアルミホイルは、なんと給食のロースチチキンに巻くもので、そのとき余ったのをとっておいたものです。配線はできるだけ教科書に載っているものやテストに出てきそうな基本的な形です。自由に使えるように理科室前に置いています。遊んでみてください。

2011年05月25日(水)

SCIENCE ROOM REPORT 3号

運動会まであとわずか、疲れもピークになっているようです。気をつけてがんばってください。

○ 5年生は「植物の成長」6年は「人体の仕組み」に入りました。

○ 家族が増えました。

人体模型の骨格見本を寄贈していただきました。これで人体模型3兄弟がそろいました。

 早速6年生の授業で使わせてもらいました。

○  二酸化炭素が水に溶けやすいということを実証しました。今までは広口瓶の中に二酸化炭素を入れて逆さにし、水の中で振って広口瓶の水位が上がるのを見せていましたが、今回ペットボトルの中に水と二酸化炭素を入れて振ってみました。

ペットボトルは見事につぶれました。しかし、子供たちの反応はいまいち。原因を考えると使ったペットボトルが「いろはす」だったので子供たちのイメージが壊れやすいとあったようです。もう少し堅い入れ物でつぶれるともっと、びっくりすると思いました。

○  1年生の玉入れ「チェッチェッコリ」あの歌詞の中でどうしても聞こえるのが、「チェッチェッコリ、チェッチェッコリサ、二酸化マンガン、酸化マンガン・・・。」本当は違うようですが。

   6年生「ものの燃え方」で過酸化水素水と二酸化マンガンで酸素が発生することを見せています。ちなみに二酸化マンガンはこの場合「触媒」でへりも変化もしません。

Posted by 福岡市立三宅小学校 permanent link
Edited on: 2011年05月25日(水) 4:45 午後
Categories:   └Science Room Reprt

SCIENCE ROOM REPORT 5月号

○ 5年生「植物の成長」6年「人の体のつくりと働き」に入ります。

○ 5年の発芽の条件で、2週間以上日光にあててない、 いんげん豆です。さすがにこれには子ども達も驚いたよ うです。

○  左の写真は、酸素でつくったシャボン玉の中にろうそくを入れた時で、右は二酸化炭素でつくったシャボン玉にろうそくを入れた時です。違い分かりますか?

○ 修理が終わった人体模型です。指もちゃんとあります。よかったね!

SCIENCE ROOM REPORT 4月号

○  4月の学級開きも終わり家庭訪問、運動会の準備などお忙しい時期と思います。お疲れ様です。理科室から全体的な様子や学習の進度などをお知らせしようと思います。学級での指導などに利用してください。

運動会の練習で56年が合同になります。授業が込んできますがよろしくお願いします。5月9日からの週は、とりあえず1時間の授業単位でできる内容になるように調整してきました。

○  5年生「天気の変化」「生命のつながり」の2つの単元を平行して進めています。発芽の調整などで時間の確保が上手くいっていないところもありますが、あわせて18時間の枠の中で指導して行きます。

条件を同じにして調べるものを一つ変えて観察する。というポイントで行っています。そこで味噌ラーメンにゴマが合うかを調べるには・・。などのテストもしています。

また、せっかくですので教科書に載っていない実験もしています。(水の中に種を入れて空気ポンプで空気を当てて発芽するかどうか見ています。)

天気の様子を自由勉強で見てくるように一言行ってもらうと助かります。(テレビで、新聞を切り抜いて、インターネットで・・・・。)

○ 6年生「ものの燃え方と空気」で来週はボンベを使うのでやや危険な実験になります。気をつけて行います。

   次の単元「体のつくりとはたらき」の準備で、人体模型の修理を行っています。(指がない!)また、「道免家の秘密」ということで怪我をしたときの道免家のレントゲン写真を用意しています。拡大して見せれるようにしたいと思っています。

 ※ 4年生気温の変化で百葉箱の中に自己温度計を入れています。しばらく作動させています。良かったらご覧ください。

○  質問コーナーと自由勉強のコーナーを理科前に作っています。5・6年生以外の学年でも利用してください。基本質問には単元の進度にかまわないで返事を書いています。よろしくお願いします。