■テーマ研究
研究主題
進んで自然や事象に働きかけ、考えを表現する指導法の研究
─ 生活単元学習・生活科・理科を通して ─
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主題の意味
(1) 「進んで自然や事象に働きかけ」とは
子どもたちは、自然の中の生き物に触れたり、事象の中にひそむ様々なきまりや仕組みを調べたりする ことで「ふしぎだな」「やってみたいな」というような思いを抱く。その思いの中から問題を意識化し、解決方 法を明確にすることで、問題を追究していこうという意欲を持つことである。
(2)
「考えを表現する」とは
子どもが自然の中に感動や発見をするような豊かな体験をしたり、自ら持った問題が解決できたりすると その喜びや驚きを伝えたいという思いが生まれる。また、他の子どもが持った感動や発見を知ることで、子 ども同士で新たに感動や発見を共有することができる。学習活動の中から生まれた感動や発見を、内容に あった表現方法を用いて自分の考えを表すことである。
■ 研究の目標
自然や事象に驚きや疑問を持ち働きかけながら、自分の考えを表現していく学習指導法を明らかにする。
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研究の仮説
単元の導入において驚きや疑問を持つような事象提示を行い、ひとりひとりが五感を使って自然や事象に 働きかけ、活動の場や時間を保証していけば、喜びや自分の思いを表円するようになるであろう。
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研究の内容
(1)事象提示の仕方
@・ 子どもの実態を調査し、興味・関心をとらえ、子どもの知的好奇心を喚起するものは何かをつかむ。
A 具体物を見せたり、教師の演示をしたりして、実際に実験や観察をしていきたいという意欲を持たせる。
(2)自然や事象に働きかけるような学習過程の工夫
◇「であう」段階
子どもが事象に対し、興味・関心を高め、学習の見通しをつかむ段階である。
自然や事象との出会わせ方を工夫し、感性豊かに関わらせ対象のすごさや面白さを観察させたり体験させたりする。「〜してみたい。」「〜はどうなっているのかもっと知りたい。」という思いや考えを引き出し、単元全体を貫くような疑問が出てくるようにする。
◇「さぐる」段階
子どもが自分なりの方法を工夫して事象にはたらきかけ、「であう」段階で獲得した力を自分なりに使ってみたり、見通しを持って課題を解決したりする段階である。
「であう」段階で持った思いや考えを問題解決に生かすための活動に取り入れ、今までの体験や学習をもとに活動方法などを話し合い、「自分の方法でよいのか」あるいは「もっとやりやすい方法はないのか。」というような情報交換の場を設定する。お互いの考えを交流して自分の考えを修正し、追究する見通しをはっきりさせて、きまりや関係を見つけ出していくのである。また、結果がはっきり出るような活動を保証するようにする。
◇「ふかめる」段階
学習によって獲得した知識やきまりを生活や具体的な学習場面で役立てていく段階である。獲得した知識やきまりを発展的に役立てる方法を知らせたり活動による気づきを交流したりする場を設定することによって、新たな活動に取り組み、その様子をみんなに知らせたいという思いを引き出していくのである。
(2)考えを表現するための手だて
@ 自然や事象に歓声豊かに関わらせ、感動や発見を通して喜びや発見を伝えたいという意欲を持たせる。
A 身近な自然の中から気づいたことや感じたことをその都度記録する。
・みつけたよカード、観察カードなど
B 伝えたい内容を教師が認める。
・活動時間の保証や素材の準備
C 内容にあった表現の方法の工夫
・季節の変化による写真、植物の成長による文章や絵、気温の変化によるグラフ、実 験などによるイメージ図、ペープサートや動作化など
・教材提示装置やデジタルカメラ、ビデオ、パソコンなどの活用