黄金の空と海 〜玄界灘の夜明け〜
 晩秋から初冬にかけての玄界灘の空気はことのほか澄み切って
います。朝焼けは太陽がまるで黄金(こがね)を空と海一面に振り
まいたような彩りを見せます。といってもこのような黄金色の景色
を一度に共通して見ることが出来るのは、その位置関係からして、
福岡市民でもごく限られた人達だと思います。
小呂島、玄界島、能古島、志賀島の人達ぐらいでしょうか?その中
でも玄界灘と博多湾の朝の輝きを同時に見ることが出来るのは、
その位置関係からして小呂島からだけということになります。
今回は、12月1日の朝焼けを9枚の写真で見ていただきながら、 写真@
豊穣の海玄界灘、そして博多湾を少しでも共通体験していただき
たいと思います。
 @12月1日午前7時10分、小呂島教職員住宅(くわしく言うと
402号室、つまり私の部屋)から福岡方面の朝日を臨む。この日
の太陽は島の東南、三郡山からちょうど今昇ってきたところです。
既に伝馬船で島のご老人は魚の一本釣りが始まっています。
A目をやや左にやりますと、もう一艘伝馬船が戻ってきていました。
昨夜仕掛けておいたタテ網をあげてもどってきてあるのでしょうか? 写真A
 それとも、はえ縄漁かも知れません。その左端に見える島は
筑前大島です。ちなみにこの島と小呂島を結んだ線がほぼ東西
線となります。
 B目を転じて右にやりますと、中央三角の島が玄界島です。朝日に
照り映えて、玄界の海はますますその黄金色(こがね色)を濃くし
ています。
写真B
 C玄界島の部分をアップしてみますと、後ろに能古島、すぐ右に大机、
小机島そして糸島半島、背後には長々とうねるように背振山脈が、
淡紅色の空の下、シルエットとなって浮かんできます。
写真C
  Dさらに玄界島方面をアップしてみますと、能古島のすぐ左にノッポ
のビルが見えます。シーホークホテルです。福岡タワーは、能古島の
真後ろになり、見ることができません。
写真D
E目線をまた、元の位置に戻します。厚い雲の下から覗いている朝の
 光は玄界灘の穏やかな海に金の小判をまき散らしたように、深く、
 広く私の眼下までゆらゆらと迫ってきております。(東波止に打ち寄
せら れたゴミがちょっと気になります。これらの内、半分以上は、外
国の 文字が書かれたペットボトル等です。海洋投棄物には漁師さん
達が大変迷惑がってあります。このような物を捨てる人がなくなって
くれ るのを願っております。)
写真E
F黄金色の玄界灘をさらにアップしてみました。
写真F
Gさらにアップしてみました。ただただうっとりです。こんなぜいたく、
自分だけでいいのかと、まだ眠っておられる先生方をつい起こして
みたくなります。(歳がいきますと早起きになるものですが、今日は、
三文の得でした。)

写真G
HAの場面でもどってきていた伝馬船が、輝く波の間に間に、す
べるように小呂湾に向かってきています。
 早朝の海を黄金色に輝かせてくれた12月1日の朝の光も、そろ
そろ上空のぶ厚い雲の中に姿を隠そうとしています。
 7時20分に近づいております。
おわり 写真H
追記 このHPを見ていただいた方、今度は本当の体験に来島して下
さい。・・・・・・・と言いたいところですが、宿がない、一日一便の渡船が
欠航したら帰れない・・・・・ということで、それも難しいようです。でもい
つの日か・・・・・・きっと。