折鶴~平和への祈りを込めて~

 全校のみなさんおはようございます。
 久しぶりに風のある気持ちの良い朝。あいさつは元気にできていますか。おうちの人へ地域の方へ,先生方へ,友達にも。
 一日のスタートです。顔を見てあいさつできるといいですね。
 今朝聴いてもらった曲は「折鶴~平和への祈りを込めて~」です。6年生が修学旅行で平和集会のときに歌う歌です。 

 先週,6年生から折鶴のお願いがありましたが,心を込めて折鶴をつくることはできましたか。
 平和への祈りを込めて,折鶴を折るのはなぜでしょう。
 亀は万年,鶴は千年と言われるように「鶴」は長寿の象徴としても知られています。もちろん千年も生きることはありませんが,20年~30年,50年ほど生きるそうです。鶴はオスとメスがとても仲が良く,鶴の声は遠くまで響くので,「おめでたい鳥」と言われています。


 そんな鶴が「平和」を表すのは,広島の平和記念公園に立てられた「原爆の子の像」のモデルになった佐々木貞子さんのエピソードからきています。

 貞子さんが生まれたころは,戦争があっていました。広島の街に原子爆弾が落とされた時,貞子さんはまだ,2歳でした。原爆でたくさんの人がなくなりましたが,貞子さんは何とか無事に生き抜くことができました。しかし,それから10年後,ちょうど6年生になった時,原爆が原因で病気になってしまいました。とても元気で走るのが大好きな貞子さんは,学校に行くことができず,運動会にも出ることができず,ずっと病室に入ったままでした。貞子さんは,お見舞いにもらった贈り物の包み紙などを切って小さな鶴を折り始めました。そのうちベッドの上は鶴でいっぱいに…病室の床じゅういっぱいになるくらいに…。貞子さんの病気の回復を願う人たちも作り始めました。みんなの鶴を集めて千羽鶴を作り病室につるしました。残念ながらしばらくして貞子さんはなくなりましたが,平和を願う気持ちがなくなることはありません。

 平和への願いは,その後も多くの人へとつながり,今でも平和への願いを込めて鶴を折り,千羽鶴がささげられているのです。


 平和にするためにあなたには何ができますか。

 友達のよさをみつけること,名前にさん付けすること,友達とお互いに分かり合い認め合えることも大切なことです。手をきれいに洗い健康に過ごすことも平和につながります。


 さあ腰骨を立て,平和への思いを集めましょう。

2020年11月19日