自分の夢を目標に~成人の日に寄せて~
全校のみなさんおはようございます!
3連休はゆっくり楽しく過ごすことができましたか。
昨日1月11日は「成人の日」でした。「成人の日」とは,20歳になって新しく大人の仲間入りをした人たちをお祝いする日のことです。法律では「大人になったことを自覚し自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」と定められています。
日本では,奈良時代から,大人になったお祝いの儀式として,貴族の間では,男子は「元服(げんぷく)」,女子は「裳着(もぎ)」などが行われてきました。成人といっても当時は,12歳から16歳で成人とされました。この儀式を境にして子ども達は衣装や髪形を大人のものにかえました。
成人の日が祝日になったのは,戦争が終わったころからです。まだ,日本が貧しかったころ,これからいい国をつくるためには,物が増えるだけでなく,がんばってくれる人が増えてほしいと想い,大人になった若者をみんなで応援しようとしたことが始まりだったそうです。
みなさんは,あと数年後に成人の日を迎えますね。
どんな大人になりたいですか。
大人になったらどんなことをしたいですか。
やさしくたくましく,新しい未来をつくっていく大人になってほしいなと先生たちは願っています。
もちろん,成人の日からいきなり大人になるのではありません。
今が,今日の一日が未来の大人につながっていくのです。
今日聴いてもあった歌は,「夢のかなう場所」という合唱曲です。夢には寝てみる夢と起きているときにみる夢がありますが,この夢は起きているときに見る夢のこと。
「今という一瞬を 大切に生きていく 目の前に続く 道の先に 夢のかなう場所が きっとあるはずだよ」と教えてくれています。
自分の夢を目標にしてすごしていくと,見るもの聴くことがはっきりと心の中に入ってきますよ。
さあ,腰骨を立て,目標をもって一日をすごしましょう。