月隈の由来


 「月隈」という地名についての由来にはいくつかの説があるようですが、そのうちの一つをご紹介します。
 寛治5年(1091年)のことだそうです。
 源経信卿が大宰師に任命され、京から太宰府に向かう途中の8月15日の夜。空は一点の雲もなく晴れて、月の光は夜空に冴えわたっていたそうです。しかし、経信卿が滞在していた館の前には大きな槻(ツキ)の木があり、大きく枝をひろげ、葉をしげらせて月を覆い隠していました。そこで経信卿は人々を呼び、枝を切りはらわさせて、一晩中琵琶を弾き鳴らしては名月を観賞されたそうです。

 なお、このとき経信卿がいた場所は隈(山の入り組んだ隅のあたり)だったことから、この地が「ツキグマ」と名付けられたということだそうです。


参考文献   福岡市立月隈小学校 「創立百三十周年記念誌」

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