福翔の教育

福翔は進化し続けます

 

 

 

総合学科について

 総合学科は,新しい時代に対応するために普通科と専門学科に大別されていた学科区分を見直し,『普通科と専門学科を合わせた新たな学科』として設置され,第3の学科と いわれています。

総合学科高校は,平成6年度に全国で7校という状況から始まりました。本校は福岡県下では3番目,福岡都市圏では初の総合学科高校として平成12年4月にスタートしました。

 

令和元年度~現在 「サードステージ第2章」

 時代の変化に対応し、生徒の選択肢を充実させるため「サードステージ 第2章」をスタートさせました。

 

1. 【3本の矢(プログラム)】を追加!

  • 特別文理プログラム
  • スポーツ・文化プログラム
  • グローバル経営プログラム

 

2.【3つの羽(オプション)】を追加!

  • 関西地方大学研修
  • 異文化体験研修
  • 福岡大学高大連携研修

 

 

平成25年度~ 「平成の福翔改革 サードステージ」

 総合学科は,多くの科目から進路希望や能力・適性に応じて自由に科目選択をすることができると言われますが,「自由に・・・」というのは「好き勝手に・・・」とは違います。創立120年となる伝統校「フクショウ」の 生徒として誇りある生活を営み ,福博の町をはじめ日本のリーダーとなった諸先輩の後を継ぐ人材となるべく努力する生徒が集うのが福翔高校です。 そのため、平成25年度より進学型総合学科高校を目指して「平成の福翔改革 サードステージ」をスタートさせました。

1.4年制大学への進学者を増やします。
2.国公立大学受験への対応を行います。

当面の目標として,国公立大30名・西南大80名・福大150名の合格者数を掲げ,進学指導を充実させます。 そのため,4年制大学進学志望者(基本的には国公立大学志望者)で成績上位の者による特別進学クラスを,1年次から編成します。2年次からは5つのコースに分け、それぞれの目標に向かって進んできました。

 

平成18年度~ 「平成の福翔改革 セカンドステージ」

<1>1年次より進学・就職にコース分けを実施
<2>2年次以降は進路希望に合わせた7コースに細分化
<3>課外授業で「サテライト講座」を導入
<4>早朝・放課後の補習体制の充実
4年制大学進学希望者に対し、早朝・放課後の課外補習を実施(1・2年次は早朝のみ)。
<5>経済教育プログラム「ジュニア・アチーブメント」を導入

当面の目標として,国公立大30名・西南大80名・福大150名の合格者数を掲げ,進学指導を充実させます。そのため,4年制大学進学志望者(基本的には国公立大学志望者)で成績上位の者による特別進学クラスを,1年次から編成します。2年次からは5つのコースに分け、それぞれの目標に向かって進んでいきます。

 

ジュニア・アチーブメントについて

本校が導入した教育プログラム「ジュニア・アチーブメント」について説明します。

(1) 「ジュニア・アチーブメント」とは?
1919年にアメリカで発足した,民間の非営利団体の名称です。
世界最大の経済教育団体で,世界約120ヶ国に活動拠点を持っています。

日本では,1995年に日本IBMなどが参画して本部が設立されました。
これまで,国内には東京にしか拠点がありませんでしたが,本校への導入と機を同じくした2007年7月,福岡支部が設立されました。

この団体が各学校に無償提供している経済教育プログラムを「ジュニア・アチーブメント・プログラム」といいます。
本校は福岡県下で初めてこのプログラムを授業に導入しました。

(2) どんなプログラム?
大きく「体験型実技演習プログラム」と「コンピュータシミュレーション」の2種類に分けられ,合わせて10以上のプログラムがあります。

このうち,本校で導入するプログラムは,次の3つです。

◆1◆「MESE」
(ミース/意思決定シミュレーション)
◆2◆「ジョブシャドウ」
(キャリア教育)
◆3◆「スチューデント・カンパニー」
(企業経営プログラム)


◆1◆「MESE」とは
コンピュータを用いて,企業を経営します。約5人でグループを組み,仮想上の商品の価格・生産量などを議論して決め,業績を他のグループと競います。
企業の会計の仕組みを知り経営戦略を練ることを通して,意思決定能力・コミュニケーション能力などを育成します。
 ※詳しい内容は→ JA-MESEページへ

本校では,平成19年度に就職コースの1年生を対象に導入し,平成20年度より1学年全生徒に対象を拡大しています。

◆2◆「ジョブシャドウ」とは
生徒が会社を訪問し,社員の後を数時間まるで影(シャドウ)のように付いてまわり,仕事を行う様子を観察します。
いわゆるインターンシップと大きく違う点は,「実際に仕事を体験する」ことよりも,「仕事をしている姿勢を観察する」ということに重きを置いているところ。
「人がしている仕事を見る」のではなく,「仕事をしている人を見る」ことにより,働くこととは何なのかを肌で実感します。
 ※詳しい内容は→ JA-ジョブシャドウページへ

本校では,平成19年度より就職コースの生徒を対象に導入しました。

◆3◆「スチューデント・カンパニー」とは
生徒が学校の中に資本金2万円の株式会社を設立し,商品の開発・生産・販売などを行って16週間後の株主総会で経営成果を発表します。
実際に社長・副社長をはじめ生産・営業・経理・人事の部門を置いて会社を経営します。
企業の仕組みや金融知識を学ぶことを通して,課題分析や問題解決能力・コミュニケーション能力などを育成します。
 ※詳しい内容は→ JA-SCPページへ

本校では,平成21年度から導入しています。

(3) 導入の目的は?

生徒の思考力,意思決定能力,問題解決能力,コミュニケーション能力などといった,人間として生活していくうえで必要な総合的能力の育成を図ります。

経済教育だからといって,決して「金儲けのための教育」などと誤解しないでいただきたいと思います。
このプログラムは,あくまで「手段」であり,「目的」ではありません。
生徒一人ひとりの職業観・勤労観を育て,社会的に自立できる人材を育成することこそが,本校がこのプログラムを導入する真の「目的」なのです。

◆その他,ジュニア・アチーブメントの詳細については,
  ↓↓コチラ↓↓をご覧ください。

 

特色ある授業

本校の特色ある科目をご紹介します。
(コースによって,選択できない科目があります。)


◆コミュニケーションプログラム(コミ学)
「話す」「聞く」「まとめる」といった,人と人とのコミュニケーションに欠かせないスキルを伸ばすための科目です。

ジュニア・アチーブメント・プログラムの「MESE」も,この授業の中で行っています。


◆陶芸(3年次選択)
400年の歴史をもつ高取焼の著名な先生をお招きし,本格的な陶芸を基礎から学べる人気科目です。

製作した作品は,文化祭や展覧会等で展示されることもあります。


そのほかにも…


◆異文化理解
◆時事英語
◆スポーツ総合演習
◆中国語
◆韓国語
◆Webデザイン
◆フードデザイン
◆テンペラ画実習

などなど,興味・関心に合わせて選択できる科目がいろいろあります。
(コースによっては,これらの科目が選択できない場合もあります)

 

 

学校評価報告書

 

 学校と家庭及び地域が互いに連携・協力して、学校の教育力を高めるために学校自己評価システムを活用しています。
 学校は目指す学校像・教育目標を掲げ、毎年度ごとに重点目標及び評価項目を設定して、これらを学校自己評価表として年度当初に公表します。
 掲げた目標を学校運営を通して達成しようと努力を続けながら、中間期と年度末に、どれほど達成できたか課題は何かを、自己評価して再び公表します。
 この学校の自己評価に対して、PTAや学校サポーター会議で再評価を受け、学校運営の改善や教育活動の充実をより一層図ることに役立てます。
 本校がどんな目標を掲げているか、その達成度はどれほどか、またそれに対してどんな自己評価をしているかということを、皆さんに知っていただくことが福翔高校を理解していただくことにつながると考えています。