草場の盆綱引き

                                                                       

草場盆綱引きは、朝早くから始まり夜遅くまであるそうです。まず朝には、綱に必要な木のつたなどを準備するそうです。それを草場に持ち帰ったらそのつたを昼から編むそうです。そして5時から綱引き本番だそうです。5時から30分くらいするそうです。そのあいだ2回くらいするそうです。それから8時くらいまで金魚とりなどをするそうです。5時になってみんなをよぶときは、たいこをたたくそうです。


8月15日に行われる草場の盆行事のひとつ。
当日早朝に子供会・青年団が近くの山から取ってきた葛(藤葛)を、午前中に径50cm、長さ30〜50mの盆綱に仕上げておきます。夕方5時、太鼓の合図とともに里帰りの人も含めた町内の人たちが農協前の広場に集まり、最初は子供と大人、2回目は老若男女が東西に分かれて綱を引き合い、3回ほどで終わります。
引き合った後、綱の中央が斧で切られますが、祖先の霊が帰られる道を作るためだそうです。
もともと盆の綱引きは、地獄に落ちようとしている亡者たちを仏たちが救ってやりたいと思い、長い綱を投げてやると、亡者たちは助かりたい一心から綱にすがりついてきます。すると地獄の鬼どもが、亡者たちを逃がしてはならぬとその綱を引き戻そうとして、仏と鬼の綱引きが起こるのだといいます。そこで、お盆を迎えて霊を祀っている現世のわれわれも仏たちを応援しよではないかと始まったのが盆綱引きの由来のようです。