蒙古山

蒙古山は、なぜ蒙古山というかというと、昔蒙古山は外国から敵が攻めてきるときの見張り場所でした。頂上にのろし台があり蒙古軍という外国の軍隊が攻めてきたときこののろし台からのろしをあげて大宰府に知らせたのだろうということです。
大昔に蒙古軍が攻めて来ました。でも蒙古軍は、大風にあい全滅しました。そのしかばね(死体)を埋めたところが蒙古山といわれているそうです。その霊をまつるために明治28年西浦の宗善三郎(そうぜんざぶろう)柴田範一(しばたはんいち)柴田茂平(しばたもへい)たち、村の有士(ゆうし)によって石碑(記念碑)が蒙古山山頂にたてられたそうです。山頂には、数個の大石が散在しており蒙古軍の遺物ではないかと言われています。

 ムクリ岳とも言います。標高158.5m。
地元には、この山に元寇の死者を葬ったとか、この山から元寇防塁用の石を切り出したとかの伝説があります。
明治28年、地元の有志により山頂に「蒙古山之碑」が建立されました。
昨年3月20日の福岡県西方沖地震で倒壊し、再建が待たれています。
山頂へは、西浦バス停から徒歩約30分。途中には竹が道をふさいでいるので迷わないように注意。
頂上は樹木におおわれていて眺望はあまりよくありません。