東林寺                                  

 建久二年[1191]に禅宗の始祖である栄西が中国の「宋」から帰国後、
中国の
東林寺の立地に似ている事から「唐泊山東林寺」と名付けて建立しました。


寺内には、「万葉歌碑」「栄西禅師像」「座禅石」があります。

万葉歌碑の内容は、

    「韓泊、能古の浦波、立たぬ日はあれども家に、恋ぬ日はなし」です。


 栄西は、薬としてお茶を持ってきた人です。
そのお茶を一番はじめに植えた場
は、背振山です。

 東林寺の中には、安心石、興禅堂、寂光堂、慈眼閣、楽神廟楊枝泉、茶樹塢、

永樹林、矢倉址、独露峰、がある。
庭先に国師、初めて、杖を立て植えられたという唐竹は今も茂っています。
  

唐泊港は奈良時代に遣唐使船や遣新羅使の停泊地として知られ、江戸時代には 宮浦とともに五カ浦廻船(福岡藩の海運に従事)の基地にもなりました。
万葉歌碑