学年

教科

単元

使用ソフト

会社名

3年

総合

川の学習

イントラパック2

ベネッセコーポレーション

@ コンピュータ活用の利点

○ Webによるイントラネット活用により,ネットワークを使った情報活用能力の育成を図ることができる

○ データベースや掲示板機能を生かし,他の児童との交流を行うことができる

A    学習展開

学  習  活  動

指 導 上 の 留 意 点

1.めあてをつかむ

川についてしらべて,気づいたことを掲示板に書き込もう

2.掲示板に書き込む

○今まで調べたことをもとにして気づいたことを視点を決めて書き込む

・「川の構造とはたらき」

・「川の生き物」

・「川と人々の暮らし」

3.まとめをする

○「環境」に参画するための活動を考える

・環境を守るためにどのような活動に取り組んだ方がいいのか

○掲示板の使い方について説明するワープロ感覚で,文章が入れられることや画像,音声,動画も簡単に貼り付けができることを教える

○川の環境に関して調べたことを自分のページに項目ごとに分類して書き込むその際に,画像,音声,動画の貼り付け方を教える

○川や田んぼ,干潟にたくさんの野鳥が集まってくるのは,エサになる生き物がたくさんいるからだということを理解させる

○これまでの学習を通して「循環型社会とリサイクル」「省エネルギー」「森林保全」「川の清掃・美化運動」に参加できるように紹介をする

 

B    結果と考察

○ ネットワークに対しては,子どもたちも非常に意識している。以前までは各自でつくったファイルをフロッピーに収めていたのが,ネットワーク環境が整ってからは,サーバーであるイントラパックのパソコンに,子どもたちのデータを保存している。作品をチェックするのに,かつては百数十枚のフロッピーを調べたこともあるということはないだろうか?イントラネットでは,それほど手間がかからない。Web上でたどることにより作品の場所を確認することができる。今では職員室の教師のデスクからでも作業ができる。10分の1の時間で済むイントラネットを利用すると,今までのフロッピー,CDで学習する方法とは全く変わってくる。

    各教室でのスキルの差に対しては,コンピュータ経験のある子と経験のない子を二人一組にした授業体制をとるとよい。子どもたちは教え合うなかで,お互いを評価する場面が自然に出てくる。スキルが高い子が隣の子に対して,「この子はここが分からないんだな…じゃ,ここを教えてあげよう」という気持ちが生まれる。それが相互評価につながる。今後,子どもたちがネットワークを利用して,クラスの違う友だちとファイルを共有化し,ひとつの作品をつくれたらと思う。クラス替えで教室が別れても作品をつくれるこれは総合的な学習の時間に十分に使える。