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使用ソフト

会社名

6年

算数

比例

算数ワールド

@ コンピュータ活用の利点

〇ともなって変わる二つの比例関係を実際にシミュレートしながら変化の規則性に気づかせていくことができる

1分間に入る水の量を変化させることにより,一定の割合で水を入れるのであれば,それらは
y=決まった数×xの式にあてはまることをすぐに検証することができる

A 学習展開

学  習  活  動

指 導 上 の 留 意 点

1・前時学習を想起し,本時学習めあてをつかむ

(1)前時学習を想起する

○比例の関係は,y=決まった数×xと表せる

(2)本時の学習のめあてをつかむ

2.比例の関係をグラフに表し,その特徴を調べる

(1)水の深さと時間の関係の表を完成させる

○比例式に数字を入れると深さがすぐに分かる

(2)表に表した比例の関係をグラフに表す

○xとyの値が交わるところに点をかけばグラフが完成する

(3)点の並び方からグラフの特徴を考え,発表する

○右上がりにまっすぐ並んでいるようだ

○直線になっているようだ

3.比例のグラフの特徴やよさを確かめ発表する

(1)グラフにする点を増やして,比例のグラフの特徴を調べる

○表にはない点を式に代入すれば数値を求められる

○どの数値も0を通る直線の中に入ってしまう

(2)分かったことを,OHPの画面で表しながら説明する

○比例の式で求めた数値は0を通る直線になる

(3)グラフにすることのよさについて考える

○グラフを利用すると,およその数を簡単に求めることができる

4.本時学習をまとめ,次時の学習を知る

         シミュレーションソフトで,水の量と水の深さの関係を視覚的にとらえ,比例の特徴を確認できるようにする

         前時の学習で使用した表を示し,2つの数量をより分かりやすくする方法を考えさせる

         既習の折れ線グラフのかき方を想起させ,グラフの意味を確認させる

         トラペンシートのグラフに点をつけさせ,OHPを使って発表ができるようにしておく

         式を利用して,表に出ていない数値 を見つけさせ,グラフにする点を増やさせる

         0に近づく点になるように数値を加えさせる

         自分が見つけた特徴を友だちに伝えることができるように,OHPや黒板のグラフを準備しておく

         y=2×xやy=3×xのグラフを重ね比例のもつ特徴を確かめさせる

         点が増えていくと次第に0を通る直線に近づいていくことをOHPを使って視覚的に確かめることができるようにする

         グラフの特徴を整理させる

 

B 結果と考察

〇この実践では,導入のシミュレートだけをコンピュータを使って提示したが,PC室であればグラフ作成もカルクを使って行うことで,より効果的な学習ができる