第17回 福岡市地区校長研修会研究発表会

平成28年 11月16日(水)

福岡市教育センター
発表会実施要項


研究主題

「新たな知を拓き、豊かな社会力を身につけた子どもを育て、信頼される学校づくりを目指す校長の理念と指導性」」

目的

所定の課題に基づき、自校の教育課題・経営課題を明確にした実践提案、研究協議を行い、トップリーダーとしての在り方を求める。

全体会 14:00〜14:25

 来賓 福岡市教育委員会 教育長  星子明夫 様
     福岡県小学校長会 会  長  大城友記 様

分科会 14:30〜17:00

 分科会 課題  担当区 
 第1分科会  学校経営  西
 教育課題  東
 第2分科会  教育課程  博多
 危機管理  南
 第3分科会  教育課題  中央 城南
 指導・育成  早良

第1分科会 「学校経営」

若手育成を西区23校はそれぞれがよく努力している

学校課題を明確にし,それぞれが実践を積んでいる。

地域の店,企業との連携を実践している校長の話を聞いて,大変刺激を受けた。
企業を回って学校便りを配ることも大切である。

若手教員の指導を通して,みんなで学ぶ機会としている。
先生方にも原点にもどって考えてもらっている。
ただし,若手教員には経験不足への注意が必要。
例えば体育の学習の安全への配慮ができてなく,それが学年会でも確認できていない事案があった。
当然わかっているだろうという思い込みも課題
若手教員には,授業が下手でも子どもを観るまなざしや向上心・人間性などは経験の差ではなく,持って生まれたものやその先生の感性がある。

最後に,いかに地域の方の思いや願いを職員に伝えていくのかが校長の役目である。

第1分科会 「教育課題」

各学校において、子ども、教師、地域、保護者、校長の持ち味、学校規模などが多様化している中、経営の考え方において「こうあるべきだ」は通用しなくなっている。
教育は型ではなく質を問うところに価値がある。
GDにより、自分たちがしようとしていることの土台となるべき価値の共有化を図ることができている。

第2分科会 「教育課程」

(1)「自尊感情」をキーワードとすることで,職員の共通理解や保護者への啓発がやりやすくなっている,
また,校長の役割や取組が見える提案となっている。

(2)縦割り清掃や異学年の交流など,高学年の自尊感情育成につながる取組が進められている。

(3)おたよりにおける双方向の通信形態や学校のよさを伝える校長の取組がしっかりと行われている。
また,評価・改善についてはアンケートの実施が有効な手だてである。

(4)組織力の向上については個人の参画意識を高めることや,学年の組織を改善していくこと,また,学校の課題を職員自身に考えさせ共有化していくことが有効である。
子ども達が達成感を味わえる学習へのアイディアや地域とつなぐ役割などカリキュラムマネジメントとしての取組を推進していくことも校長の大切な役割だと思う。

第2分科会 「危機管理」

(1)予測不能な世の中,校長のリーダーシップが問われる。地域ができること,学校ができること,家庭ができることをしっかり区別することが大切。

(2)教職員にも研修を通して,危機管理マニュアルを定着させるなどの取組が必要。
学校でできることは学校で何でもするという校長の強いリーダーシップが必要。
防災参観日の設定や被災後の学校再開のためのマニュアルづくりも必要となる。

(3)校長の役割は情報収集とコーディネートである。近隣の学校と連携しながらチーム学校として取り組む必要がある。

第3分科会 「教育課題」

(1)他者と協力することの大切さを教え、よりよい社会を協力して形成する態度を育むことは、社会的職業的自立に向けた必要な力を育てることにつながる。

社会形成能力を育む具体的な取り組みとして、3つあげることができる。
1つめは,学校経営の土台となる人と人とのつながりをつくること。
2つめは,日々の学習指導による社会形成能力の育成。

具体的には,関心を持って課題を真剣に考える力・探究する力の育成であり,協働の場を設定し、つながり合いながら学習し、思考判断を高める力の育成。

3つめは,地域とのつながりを教育課程へ位置づけることでの社会形成能力の育成です。

第3分科会 「指導・育成」

(1) 課題を分析し,

・目標の共有
・プロセス(どういう手順で)
・チームワーク(どんな組織で)

この3つがはっきりしていればうまくいく。
いつ・どこで・どうやってを明確にし,プロジェクトチームを作ってもよいし,やる気のある人間が集まってやるというのも良いだろう。

合意形成ができれば,進められる。
朝掃除に変えたいという教師がいたが,それに対する合意を得れば,他の教師も朝掃除をきちんと指導する。
お蔭で遅刻する子どもが減り,子どもの登校時間が早くなった。

(2) 今自分の学校がどんな状態で,何が足りないかを考えるとうまくいくための方向が見えてくるのではないか。


平成27年度以降 福岡市地区研究大会の研究領域と研究課題

平成27年度以降の福岡市地区校長研修会発表会担当区