Q2 本人も保護者も日本語がゼロの場合、初日からまず何をどうしたらいいでしょうか。  
保護者:学校の説明が書かれているパンフレットや学校要覧等を使って、学校の一日やきまりなどを説明します。学級便り等で帰宅時刻や持ってくる物の説明なども必要です。言葉が通じない場合は、実物や写真等があると伝わりやすいでしょう。また、就学援助や校納金についても、伝えられる範囲で説明します。通訳してもらえる入を見つけておくと助かります。
児童:「日本語を学ぼう」「日本語学級T」や絵辞典を使って、生活に必要なサバイバル言語の指導を始めます。学校の道具で必要な物は実物や写真を見せながら説明します。
 また、東京都教育委員会のホームページには、多言語版の『日本語指導テキスト たのしいがっこう』が掲載されています。学校生活に必要な日本語と外国人児童生徒の母語の両方が記載されており、イラストも豊富です。ダウンロードして活用してください。
 日本語ゼロの場合、とても不安を感じているので、受け入れるときは、にこにこ笑顔で安心してもらいましょう。