2018年4月18日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第1回研修会

■春吉小学校を会場に、本年度第1回目となるJSL日本語指導教育研究会の研修会を開きました。第1回目の研修会にあたり、新会長の熊本修治校長先生よりご挨拶をいただきました。初めて日本語指導の担当となられた先生方とも協力しながらこの1年間の研修を進めていきます。
■全体研修会1では、春吉小学校の吉永先生より、の学校の取り組みを紹介していただきました。全体研修会2では筥松小学校の小西先生、城香中学校の日高先生より、日本語教室の1年間の仕事について紹介していただきました。全体研修3では、城浜小学校の岡田先生より初期指導の基礎基本について実演も交えながら具体的に説明していただきました。全体研修4では筑紫丘小学校の小田先生より、個別の指導計画の記入のポイントを説明していただきました。
■次回研修会は5月16日城香中学校で行います。

2018年3月7日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第10回研修会

■内浜小学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第10回研修会を行いました。
■研修1では、配置校の取り組み紹介を、内浜小の枝村先生より行ってもらいました。
■研修2では、各グループより研究の成果を発表してもらいました。
■研修3は、今年度の取り組みの成果と課題についてまとめました。

2018年2月14日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第9回研修会

■筥松小学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第9回研修会を行いました。
■研修1では、配置校の取り組み紹介を、筥松小の小西先生と博多小の合田先生より行ってもらいました。
■研修2では、「ダブルリミテッドの事例と対応」について、春吉小の村川先生に提案していただきました。
■研修3は、グループ研修の準備を行いました。

2018年1月17日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第8回研修会

香陵小学校を会場に、今年最初のJSL日本語指導教育研究会の第8回研修会を行いました。
■研修1では、香陵小学校の取り組みを紹介してもらいました。香陵小学校の正門前には、九州大学の留学生会館があります。香陵小学校には留学生の家族の子どもたちがたくさん通っている、国際色豊かな学校です。今回は、国際理解教育の一端を報告していただきました。
■研修2では、多文化共生教育について、城浜小に平間先生、春吉小の村川先生の提案をもとに考えました。
■研修3では、DLAについて、城浜小の岡田先生、春吉小の山本先生の提案をもとに、演習も交えて学びました。

2017年12月13日(水)
JSL日本語指導教育研修会 第7回研修会

■香椎浜小学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第7回研修会を行いました。今回は日本語指導員の皆さんも参加され60人をこえる研修会となりました
■研修1では、配置校の取り組み紹介を、香椎浜小の三井先生と東箱崎小の上田先生より行ってもらいました。
■研修2では、「読む・書くの指導」について、筑紫丘小の小田先生に提案していただきました。読む力や各力を育てるための具体的な方法を考えることができました。
■研修3は、グループ研修の中間報告を行いました。

2017年11月20日(月)
日本語指導担当教員研修会 第4回研修会講座 公開授業研究会
■東箱崎小学校を会場に、日本語指導担当教員研修の第4回研修講座が行われました。今回は、JSLカリキュラムによる小学校国語科の授業の提案です。題材は、小学校3年生の「たから島の冒険」です。子どもたちに作文の授業に参加するための指導法の工夫を学びました。
■協議会では、小グループに分かれ授業のよさと課題について検討しました。指導助言では学校指導課の西村先生に、「JSL国語科の授業実践を通して」と題して話していただきました。
2017年11月9日(木)
日本語指導に関する説明会

■11月1日に「日本語指導教諭」として採用された先生方を対象に、「福岡市子ども日本語サポートプロジェクト」に関する説明会を開きました。
■はじめに西村指導主事より、福岡市の日本語指導体制と日本語指導教諭の役割についての説明がありました。次に日本語サポートセンターの池田より、福岡市の子どもたちの状況、外国人の児童生徒の言葉の力のとらえ方、子どもたちへの日本語指導について話をしました。
■新しい先生方とともに、日本語を学んでいる子どもたちのためにがんばっていきます。

2017年10月18日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第6回研修会

■城浜小学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第6回研修会を行いました。
■研修1では、配置校の取り組み紹介を、博多中の大河先生と城浜小の西川先生・八木先生より行ってもらいました。両校とも子どもの実態に応じた手立てが工夫されており、生き生きと学習に取り組んでいました。
■研修2では、日本語と教科の統合学習について、日本語サポートセンターの池田が説明しました。6年生の国語科「森へ」の事例をもとに、日本語指導の目標について考えてもらいました。
■研修3では、JSL児童生徒の適応指導について考えました。筑紫丘小学校の原田先生から示された事例をもとに、グループで解決策を話し合いました。

2017年9月25日(月)
日本語指導担当教員研修会 第3回研修会講座 公開授業研究会

■城浜小学校を会場に、日本語指導担当教員研修の第3回研修講座が行われました。今回は、JSLカリキュラムによる中学校国語科の授業の実際を学ばせてもらいました。題材は、中学校1年生の「蓬莱の玉の枝-「竹取物語」から」です。子どもたちが中学校の古典の学習に参加するための指導法の工夫を学びました。
■協議会では、小グループに分かれ授業のよさと課題について検討しました。指導助言では日本語サポートセンターの池田が、「中学校におけるJSLカリキュラム」について話しました。

2017年9月13日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第5回研修会

■春吉中学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第5回研修会を行いました。
■研修1では春吉中の猿渡先生より、春吉中の取り組みを紹介してもらいました。生徒との関係作りを大事にした日本語教室の運営について、示唆に富んだ話をしてもらいました。
■研修2では、三重で行われた「外国人児童生徒等の教育に対する日本語指導」で学んでこられたことを、春吉小の山本先生、内浜小の村山先生より報告していただきました。
■研修3では、保護者・担任への支援について、内浜小の池田先生より提案していただきました。

2017年7月28日(金)
JSL日本語指導教育研究会 夏季研修会

■福岡市教育センターを会場にJSL日本語指導教育研究会の夏季研修会を行いました。
 本研究会の顧問である東京学芸大学国際センター教授の吉谷武志先生に「福岡市の外国につながる子どもの教育課題〜これまでとこれから〜」と題して、講話をしていただきました。

2017年7月12日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第4回研修会

■城香中学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第4回研修会を行いました。城香中学校には、現在14か国34名の外国につながる生徒が在籍しています。
■研修1では、城香中学校の日高先生より、城香中学校の状況及び取り組みの紹介をしていただきました。城香中学校では、ビデオ作成や新聞の活用等特色のある取り組みがなされているそうです。
■研修2では、「ライフデザインと進路」について、春吉小学校の村川先生の話をもとに小グループで交流しました。
■研修3では、グループ研修の課題とグループ決めを行いました。

2017年7月6日(木)
日本語指導担当教員研修 第2回研修講座

■福岡市教育センターを会場に、日本語指導担当教員研修の第2回研修講座が行われました。
■全体研修では、日本語サポートセンターの池田尚登が「JSL国語科の授業作り」について講話を行いました。続いて教材別の小グループに分かれ、指導案と板書計画の作成に取り組みました。後半は、各グループのポスターセッションによる発表を行いました。どのグループも、日本語を学んでいる児童生徒が授業に参加するための様々な工夫を提案しており、有意義な交流ができました。

2017年6月14日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第3回研修会

壱岐中学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第3回研修会を行いました。壱岐中学校は福岡市の日本語指導教室発祥の学校で、外国人生徒等に対する教育のノウハウの蓄積がある学校です。
■研修1では、壱岐中学校の天満先生より、壱岐中学校の状況及び取り組みの紹介をしていただきました。
■研修2では、学級担任や教科担任と日本語指導担当教員との連携について小グループに分かれて意見交流を行いました。
■研修3では、JSLカリキュラムによる国語科の指導について研修を行いました。研修前半は、サポートセンターの池田による模擬授業を行いました。研修後半は、教材別のグループに分かれて、指導案作成に取り組みました。この続きは、7月の教育センターで行われる研修会で行います。

2017年6月7日(水)
日本語指導担当者連絡会

福岡市教育センターで「日本語指導担当者連絡会」が行われました。参加者は日本語指導が必要な児童生徒が在籍する学校の教職員です。
■まず、参加された先生方に、外国語(,ネパール語、中国語)による授業を受けていただきました。言葉が分からない環境の中で授業を受ける不安な気持ちを体験することを通して、教室にいる外国につながる子どもたちの気持ちを理解することができました。
■最後に京都市教育委員会の大菅佐妃子先生より、「外国にルーツをもつ子どもたちの教育〜一人一人の子どもの学力保障をめざして〜」と題して講話をしていただきました。

2017年5月17日(水)
JSL日本語指導教育研究会 総会・第2回研修会

■春吉小学校を会場に、平成29年度JSL日本語指導教育研究会総会を行いました。総会では、昨年度の事業報告、会計報告、研究会役員、本年度の事業計画及び予算案について承認をいただきました。
総会に続き、第2回研修会を行いました。まず会場校の吉永先生に春吉小の現状を紹介していただきました。全体研修会1は「日本語指導のポイント」です。サバイバル日本語を城浜小岡田先生に、日本語初期指導を筑紫丘小の小田先生に、そして日本語と教科の統合学習を春吉小の山本先生、村川先生に説明していただきました。全体研修2は「評価」についてです。内浜小学校の池田先生、筑紫丘小の原田先生の提案を受け、小中の部会で協議しました。

2017年4月19日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第1回研修会

■筑紫丘小学校を会場に、本年度第1回目となるJSL日本語指導教育研究会の研修会を開きました。第1回目の研修会にあたり、会長の藤木研一校長先生よりご挨拶をいただきました。初めて日本語指導の担当となられた先生方とも協力しながらこの1年間の研修を進めていきます。
■全体研修会1では、まず全員の自己紹介を行いました。そして、筑紫丘小学校の小田先生、原田先生より、南エリア日本語指導拠点校の取り組みを紹介していただきました。全体研修会2では春吉小学校の山本先生より、個別の指導計画の記入のポイントを説明していただきました。その後小中の分散会に分かれ、個別の指導計画の作成演習を行いました。全体研修3では、年間の日本語指導担当教員の仕事の確認を行いました。

2017年4月5日(水)
第1回日本語指導担当教員配置校連絡会、担当教員研修会

■新年度が始まり、福岡市教育センターを会場に、「第1回日本語指導担当教員配置校連絡会」が行われました。日本語指導担当教員配置校の学校長や担当教員を対象に、本年度の日本語指導体制について説明が行われました。
日本語指導担当教員の使命感の高揚と指導力の向上を目的に「日本語指導担当教員研修 第1回研修講座」が行われました。まず日本語サポートセンター池田尚登が「日本語指導担当教員の役割」について講話をしました。その後内浜小の池田芳江先生、村山あすか先生から、「日本語指導の実際」について具体的な事例を交えて説明をしていただきました。

2017年3月8日(水)
平成28年度日本語指導員研修会

■福岡市教育センターで、「日本語指導員研修会」が行われました。福岡市の公立小中学校で日本語指導をしている「日本語指導員」の方々のための研修会です。まず、福岡市の現状について、日本語サポートセンターの池田尚登が説明しました。続いて、拠点校日本語指導担当教員の小田潤子先生に日本語指導の実践発表を行ってもらいました。最後に、元エフエム福岡アナウンサーの塚本博通さんに、日本語の発声・発音について講話をしていただきました。

2017年3月1日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第11回研修会

■春吉中学校を会場に、今年度最後の研修会を行いました。会場校の春吉中学校担当の笠先生より、日本語指導に関する取り組みの紹介をしていただきました。
■全体研修会では、年間総括を行いました。まず城浜小の赤穂先生より、研究紀要記載のアンケートをもとに、今年1年間の研究会の取り組みを振り返ってもらいました。その後、1人1人今年の成果と課題を報告してもらいました。1年間の研修で、担当の先生方が着実に力をつけ、子どもたちの日本語の力を伸ばしていかれたことがよく分かりました。

2017年2月1日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第10回研修会

■城浜小学校を会場に、第10回研修会を開きました。まず最初に、東箱崎小学校の谷口先生より、東箱崎小学校での取り組みを話していただきました。
■全体研修会では東京外国語大学の小林幸江先生に講話をしていただきました。演題は、『「DLA聴く」の意義と活用−3カ年調査からわかったこと−』です。具体的な子どもの姿を映像で示しながら、分かりやすく「DLA聴く」についてご教示いただきました。

2017年1月18日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第9回研修会

■香椎浜小学校を会場に、今年最初の研修会を行いました。今回の研修会には佐賀市の日本語指導関係の先生方4名も参加されました。まず最初に香椎浜小学校の三井先生より、香椎浜小学校の取り組みを紹介していただきました。
■全体研修1では「漢字指導」について、内浜小学校の村山先生より講話をしていただきました。様々な国の文字の筆順の違いをもとに、漢字の筆順をJSL児童生徒がどう感じているのかがよく分かりました。全体研修2では、小グループに分かれ、適応指導が必要な児童生徒の現状とそれに対する指導の手立てについて話し合いました。

2016年12月14日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第8回研修会

■香陵小学校を会場に、今年最後の研修会を行いました。まず最初に香陵小学校の吉住先生より、香陵小の取り組みを紹介していただきました。留学生のお子さんが多いという特色に合わせた取り組みでした。
■全体研修1では「読む」ことについて学びました。城浜小の岡田先生よりJSL児童生徒にとっての「読み」の特徴やそれに応じた指導の手立てについて話していただきました。
全体研修2では春吉小の山本先生の提案をもとに、COMPASチェックリストを活用した授業中の問題行動の分析とその対応について、グループ協議を行いました。全体研修3では、日本語指導の評価についてのアンケート結果の報告を日本語サポートセンターの池田が行いました。

2016年11月29日(火)
日本語指導担当教員研修会 第4回講座

■内浜小学校を会場に、日本語指導担当教員研修の第4回研修講座が行われました。今回は日本語指導担当教員による「日本語基礎プログラム」の授業の実際を学ばせてもらいました。本時は、「〜てしまいました。」という、ある動作が終了・完了したが「困ったことがおきた」などの残念な気持ち表す文型についての指導でした。お手製のイラストカードなど授業の準備行き届いたすばらしい授業でした。
「■協議会では、小グループに分かれ授業のよさと課題について検討しました。

2016年11月16日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第7回研修会

内浜小学校を会場に第7回研修会を行いました。内浜小学校の平山先生より、春吉小の取り組みを紹介していただきました。
■全体研修会ではまず「書く」ことの指導について学びました。城浜小学校の赤穂先生の提案をもとに、個に応じた多様な書くことの指導方法について考えました。続いて、春吉小の山本先生の提案をもとに「iPadの活用」について学びました。様々なアプリを用いて、視覚に訴えながら楽しく学習する方法を教えていただきました。
■分科会では、学校種別のグループに分かれ、日頃の指導の悩みなどを出し合いました。

2016年10月19日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第6回研修会

春吉小学校を会場に第6回研修会を行いました。春吉小学校の山崎先生より、春吉小の取り組みを紹介していただきました。
■全体研修会ではまず「国際理解教育」について学びました。内浜小学校の取り組みの紹介をもとに、自校の実情に合った国際教育の在り方について考えました。
■続いて、春吉小の山本先生の提案をもとに「日本語と教科の統合学習」について学びました。算数を先行授業で行うとしたら、どこが指導のポイントとなるのかをグルーでで考えました。

2016年10月6日(木)
日本語指導担当教員研修会 第3回講座

■春吉小学校を会場に、日本語指導担当教員研修の第3回研修講座が行われました。今回は、JSLカリキュラムによる小学校国語科の授業の実際を学ばせてもらいました。題材は、小学校2年生の「お手紙」です。子どもたちが登場人物の心情を考え、それをもとに音読の工夫を考えました。
■協議会では、小グループに分かれ授業のよさと課題について検討しました。JSLカリキュラムによる指導での、日本語の目標設定について考えました。

2016年9月21日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第5回研修会

■第5回研修会は、JSLカリキュラムによる中学校理科の指導の実際を、授業提案をもとに学びました。授業を公開してくださったのは、博多中学校の大河亜矢子先生です。中学校2年生の理科の単元「消化と吸収」の指導を見せていただきました。
■授業後の協議会では、「@目標設定A学習活動での支援」の2点について話し合いました。教科として身につけさせなければならない内容、子どもの日本語の能力に応じた目標の絞り込み等学ぶことの多い授業提案でした。

2016年7月29日(金)
JSL日本語指導教育研究会 夏季研修会

■夏季研修会で、福岡市中央区の「福岡YWCA」を訪れました。まず徳留直美様より福岡YWCAの取り組みについて説明をしていただきました。特にハッピースクールの取り組みの説明を伺いながら、研究会との連携の重要性について再認識しました。説明後は、ハッピースクールで子どもたちが実際に学んでいる様子も参観させていただきました。丁寧な説明と暖かい対応に感謝申し上げます。

2016年7月13日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第4回研修会

■城香中学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第4回研修会が行われました。まず、会場校の日美和先生より、城香中学校の取り組みについて話していただきました。
■全体研修1では、日本語と教科の統合学習について、小グループに分かれて演習を行いました。小学校では算数科、中学校では国語科の具体的な題材を通して、予想される困難さやそれに対応する指導の工夫などについて話し合いました。
■全体研修2では、在籍校における居場所作りについて、内浜小学校の取り組みを提案していただきました。

2016年7月6日(水)
日本語指導担当教員研修 第2回研修講座

■福岡市教育センターを会場に、日本語指導担当教員研修の第2回研修講座が行われました。全体研修では、日本語サポートセンターの池田尚登より「日本語基礎/日本語と教科の統合学習の授業構想」について理論と実践を紹介しました。
■後半は小学校と中学校に分かれ、分散研修会を行いました。小学部では、城浜小の大黒めぐみ先生より、「小学校3年生 国語科 すがたを変える大豆」の実践を通して、日本語と教科の統合学習の具体的なポイントを教えていただきました。中学部では、城浜小の赤穂香里先生より、中学生に対する日本語基礎の指導の在り方を、実践例を通して指導していただきました。

2016年6月15日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第3回研修会

筥松小学校を会場に「JSL日本語指導教育研究会第3回研修会」を開きました。会場校の上田先生より、筥松小学校の取り組みについて報告していただきました。
■全体研修1では、「日本語初期指導」について、内浜小の村山先生と筑紫丘小の小田先生より、理論と実践を紹介していただきました。全体研修2では、「日本語指導の評価」について、日本語サポートセンターの池田、城浜小の岡田先生、内浜小の池田先生より説明をしてもらいました。
■最後の小中部会では、小グループに分かれ、日本語指導の評価をテーマに具体的な話し合いをしました。

2016年6月7日(火)
日本語指導担当者連絡会

福岡市教育センターで「日本語指導担当者連絡会」が行われました。参加者は日本語指導が必要な児童生徒が在籍する学校の教職員です。
■まず、参加された先生方で、異文化理解を深める「バーンガ」というゲームを行いました。言葉が通じないことやルールが分からないために生じる不安な気持ちを体験することを通して、教室にいる外国につながる子どもたちの気持ちを理解することができました。
■最後に東京学芸大学国際教育センターの齋藤ひろみ先生より、日本語指導が必要な子どもたちを生かす授業・学級作りについて講話をしていただきました。

2016年5月25日(水)
JSL日本語指導教育研究会総会、第2回研修会

■城浜小学校を会場に、平成28年度JSL日本語指導教育研究会総会を行いました。総会では、昨年度の事業報告、会計報告、研究会役員、本年度の事業計画及び予算案について承認をいただきました。
総会に続き、第2回研修会を行いました。まず会場校の大黒先生と八木先生に城浜小の取り組みを紹介していただきました。全体研修会1は「JSL児童生徒のライフデザインと進路」です。春吉小学校の村川先生に説明をしていただきました。全体研修2は「評価」についてです。城浜小学校の大黒先生、壱岐中学校の中島先生からの提案を受け、小中の部会で協議しました。

2016年4月20日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第1回研修会

壱岐中学校を会場に、本年度第1回目となるJSL日本語指導教育研究会の研修会を開きました。第1回目の研修会にあたり、新会長の藤木研一校長先生よりご挨拶をいただきました。初めて日本語指導の担当となられた先生方とも協力しながらこの1年間の研修を進めていきます。
■全体研修会1では、筥松小学校の上田先生、城香中学校の日先生より、それぞれの学校の日本語指導方針案を紹介していただきました。全体研修会2では城浜小学校の赤穂先生より、個別の指導計画の記入のポイントを説明していただきました。その後小中の分散会に分かれ、個別の指導計画の作成演習を行いました。

2016年4月7日(木)
日本語指導担当教員研修 第1回研修講座

■ 福岡市教育センターで日本語指導担当教員の使命感の高揚と指導力の向上を目的に「日本語指導担当教員研修 第1回研修講座」が行われました。まず学校指導課主任指導主事の西村綾子先生より「日本語指導担当教員の役割」について講話をしていただきました。その後小学校と中学校のグループに分かれて、「日本語指導の実際」について研修を深めました。

2016年4月5日(火)
第1回日本語指導担当教員配置校連絡会

■新年度が始まり、福岡市教育センターを会場に、「第1回日本語指導担当教員配置校連絡会」が行われました。日本語指導担当教員配置校の学校長や担当教員を対象に、本年度の日本語指導体制について説明が行われました。
■まず教育委員会指導課より、福岡市の日本語指導体制や手続き等について説明を受けました。続いて、日本語サポートセンターのコーディネーター池田尚登より、福岡市の日本語指導の体制と現状について説明をしました。

2016年3月13日(日)
DLA科研公開研究会

■東京外国語大学を会場にDLA科研公開研究会が開催されました。今年のテーマは「特別の教育課程におけるDLAの活用−実践から見えてくるもの−」です。日本語サポートセンターの池田がパネラーとして登壇し、「福岡市におけるDLAの活用と課題」について提案をいたしました。
■研究会では、中島和子先生(カナダトロント大学名誉教授)による基調講演が行われました。演題は「DLA評価と年齢・滞在年数・入国年齢・母語レベルとの関係」でした。大変示唆に富んだご講演で、DLAの活用だけではなく、今後の日本語指導の方向性も示していただきました。

2016年3月9日(水)
日本語指導員研修会

■発達教育センターを会場に、日本語指導員研修会が開かれました。委員会挨拶の後、日本語サポートセンターの池田が「福岡市の日本語指導の現状」について説明しました。続いて、拠点校日本語指導担当教員の赤穂先生、日本語指導員の森先生より、日本語指導の実際について発表をしていただきました。最後に日本語指導員の野中先生のコーディネートで、日本語指導の導入の工夫についてグループ討議を行いました。

2016年3月2日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第11回研修会

■筥松小学校を会場に第11回研修会を開きました。まず筥松小学校の河上友子先生から、小学校4年生の児童を対象に行ったJLSLカリキュラム国語科「ウナギのなぞを追って」の実践報告をしていただきました。ワーキングメモリーの小さな児童に定着をはかるための具体的な指導方法の工夫の提案が行われました。
■全体会では年間総括を行いました。全員がレポートをもとに今年1年の取り組みを振り返りました。そして、研究紀要をもとに拠点校の赤穂先生よりまとめをしていただきました。
■今回の研修会には、国士舘大学の小池亜子先生、群馬大学の古川敦子先生、福岡大学の伊藤亜希子先生にも参加していただきました。会の終わりにお一人ずつ助言をしていただきました。

2016年2月10日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第10回研修会

■博多中学校を会場に第10回研修会を行いました。まず、壱岐中学校の霍田知恵先生から中学校3年生の生徒を対象に行った「JSLカリキュラム数学科 資料の散らばりと代表値」の実践報告をしていただきました。来日3年目の生徒に受験に対応できる学力をどう身につけさせるのか示唆の多い提案でした。
■続いて、拠点校担当教員の村山あすか先生より「語彙の指導」について提案をしていただきました。
■最後に「DLAの実施」に向けて、日本語サポートセンターの池田、および拠点校の先生方より提案をしました。DLAについてはまだまだ研修が必要なことを感じました。

2016年1月13日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第9回研修会

■内浜小学校を会場に、第9回研修会を行いました。今回は、日本語指導員の芝さんより、「て形」の指導の工夫について話していただきました。続いて、春吉小の山本先生より、iPadを活用した指導を行うための基本的な操作のしかたを教えていただきました。

2015年12月9日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第8回研修会

■東箱崎小学校を会場に、第8回研修会を行いました。まず、東箱崎小学校の岩切先生から、小学校2年生の算数の指導について、報告していただきました。日本語指導の目標設定の在り方や、指導方法の工夫等について協議を行い、得ることが多い研修会となりました。
■全体会では、「読解指導」について、城浜小の赤穂先生から提案していただきました。読むことの力を発達段階に応じて、どう育てていくのか示唆に富む提案でした。
■全体会2では、「理由表現」の指導について、城浜小の岡田先生より教えていただきました。「理由表現」を指導していく上で、気をつけておくポイントがよく分かりました。

2015年12月4日(金)
日本語指導担当教員研修会 第4回研修講座

■第4回研修講座は、JSLカリキュラムによる教科の学習指導案を持ち寄り、その検討会を行いました。3学期に指導を予定している単元の学習指導案を作成し、グループで意見交換をしました。また全体会では福岡大学の伊藤先生から、日本語指導に関する目標設定の視点や方法についてアドバイスをいただきました。

2015年11月16日(月)
日本語指導担当教員研修 第3回研修講座

第3回研修講座は、JSLカリキュラムによる小学校国語科の指導の実際を、授業提案をもとに学びました。授業を公開してくださったのは、博多小学校の西本樹理先生です。小学校4年生の書くことの単元「クラブ活動のリーフレットを作ろう」の指導を見せていただきました。子どもの実態に即した手立てをうち、書くことの力を高める工夫の凝らされた授業でした。

2015年11月11日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第7回研修会
■春吉中学校を会場に、第7回JSL日本語指導教育研究会が行われました。まず、春吉中学校の石崎喬子先生から、中学校における日本語指導の実際について報告していただきました。2年生社会科の地理的分野「日本の範囲」における指導の様子を紹介してもらいました。1時間の社会科の授業の中で出てくるたくさんの用語を、どう理解させ指導するのかに焦点を当てた報告でした。休憩時間には、研究会の先生方が自作された「リライト教材」の交流を行いました。子どもの実態に合わせた様々なリライト教材に興味津々でした。休憩後の研修で「リライト教材の活用」について、春吉小学校の村川先生と筑紫丘小学校の原田先生より提案していただきました。全体研修の最後は、「普通体」の指導のポイントを、城浜小学校の岡田先生に教えていただきました。今回も学ぶことの多い研修会でした。
2015年10月21日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第6回研修会

■香椎浜小学校を会場に、第6回JSL日本語指導教育研究会が行われました。まず香椎浜小学校の荒木佐和子先生より、日本語指導の実際の様子を報告していただきました。小学校3年生の「ちいちゃんのかげおくり」を題材にした日本語と教科との統合学習の様子をビデオを交えながら分かりやすく提案していただきました。次に、筑紫丘小学校の小田潤子先生からつくばでの研修内容の報告をしていただきました。続いて日本語サポートセンターの池田尚登が日本教育学会で学んだことを報告しました。全体会の最後は、春吉小学校の山本光一先生より、日本語指導に関する評価の在り方について教えていただきました。

2015年9月9日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第5回研修会

■香陵小学校を会場に、第5回JSL日本語指導教育研究会が行われました。今回は授業研究会です。香陵小学校の小西としえ先生に日本語初期指導の様子を見せていただきました。単元は「い形容詞の叙述用法」です。2名の低学年児童に分かりやすいように工夫された授業でした。
■協議会では、形容詞の指導の仕方、低学年の児童に対する指導の工夫等について活発な意見交換がなされました。最後に九州大学留学生センター講師の和田玉己先生より、指導講話をいただきました。

2015年8月28日(金)
日本教育学会ラウンドテーブル

■日本教育学会第74回大会ラウンドテーブルで「外国人児童生徒教育の実践は日本の学校教育に何をもたらすか―教員の協働と地域連携による学びの創造に向けて―」の協議が行われました。企画者は国士舘大学の小池亜子先生。報告者の一人として日本語サポートセンターの池田尚登が参加しました。池田はコーディネーターの立場から体制整備を進める上での関係者の連携、また小学校国語科AUの見直しの提案を行いました。

2015年8月7日(金)
第3回日本語指導担当教員配置校連絡会

■日本語サポートセンターの池田が「1学期の取組の成果と課題」を整理しました。
■イースタンミシガン大学リサーチスカラーの近田由紀子先生からは「外国につながる子どもの力を引き出す日本語指導。支援のヒント」と題して講話をしていただきました。2学期からの指導に役立つ指導のアイデアが満載で、大変参考になりました。

2015年7月24日(金)
JSL日本語指導教育研究会 夏期全体研修会

■夏期全体研修会で、福岡市東区の「韓国教育院」を訪れました。韓国教育院における母語や母文化保持のための取り組みについて説明をしていただきました。示唆に富む内容で大変参考になりました。また、韓国語の指導の実際についても参観させていただきました。丁寧な説明と暖かい対応に感謝申し上げます。

2015年7月8日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第4回研修会

■筑紫丘小学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第4回研修会をもちました。
■全体研修会では、城浜小学校の亀山先生より、日本語指導の実際について実践報告がありました。2年生の算数「水のかさをはかろう」の取り組みで、子どもたちの実態に応じた手立てが参考になりました。続いて、内浜小の池田先生より、「文字・表記」の指導について、具体的な指導の工夫について提案していただきました。楽しく文字や表記を学ばせるアイデア満載の提案でした。最後に「て形」の指導について、小グループの演習を通して学びました。

2015年7月1日(水)
日本語指導担当教員研修 第2回研修講座

■第2回研修講座は、JSLカリキュラムによる指導の実際を、授業提案をもとに学びました。授業を公開してくださったのは、壱岐中学校の中島先生です。中学校3年生の社会科、公民の分野の指導を見せていただきました。対象生徒の日本語力に合わせて、教材を視覚化し、社会科の用語が獲得できるように工夫が凝らされた授業でした。

2015年6月10日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第3回研修会

■春吉小学校を会場に、JSL日本語指導教育研究会の第3回研修会をもちました。
■はじめに、会場校の山口先生より小学校3年生の説明文「言葉で遊ぼう」「こまを楽しむ」の実践報告がありました。本年度から実践報告では、授業中の様子を動画で紹介するようにしています。動画を通して、先生の発問や指示、それに対する子どもの反応や表情等がよく伝わってきました。
■続いての研修では、日本語サポートセンターの池田より、「DLA概論」「教科と日本語の統合学習」について理論と実践の話をしました。
■最後に「日本語指導の基礎」についてDVDを見ながら研修を深めました。

2015年6月8日(月)
日本語指導の支援に関する教職員研修

■日本語指導が必要な児童生徒が在籍する学校の教職員を対象に、日本語指導の支援に関する研修会が開かれました。これまで日本語指導担当教員の研修会はあったのですが、在籍校職員対象の研修会は今回が初めてです。
■まず、参加された先生方に、母語でない言語による授業体験をしていただきました。インドネシア語やモンゴル語など普段あまり耳にしたことのない言語による授業です。授業後の感想交流では、「先生が何を言っているのか分からず不安だった」「何を答えればよいのかが分かってきたらほっとした」などの感想が出されました。教室にいる日本語指導が必要な児童生徒の気持ちが体感できたようです。
■最後に東京学芸大学国際教育センターの菅原雅枝先生より、日本語指導が必要な子どもたちを生かす授業・学級作りについて講話をしていただきました。学びの多い研修会でした。

2015年5月13日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第2回研修会

総会に続き、第2回研修会を行いました。今回の全体研修会のテーマは「福岡県の高校入試制度・進路指導」です。筑紫丘小学校の原田先生と春吉小学校の村川先生より「外国につながりのある生徒たちの特別入試」について説明をしていただきました
■小中分科会の後、「日本語を教えるとは」について基礎的なことを学びました。

2015年5月13日(水)
JSL日本語指導教育研究会総会

■城浜小学校を会場に、平成27年度JSL日本語指導教育研究会総会を行いました。総会では、昨年度の事業報告、会計報告、研究会役員、本年度の事業計画及び予算案について承認をいただきました。

2015年4月22日(水)
JSL日本語指導教育研究会 第1回研修会

■城香中学校を会場に、本年度第1回目となるJSL日本語指導教育研究会の研修会を開きました。
第1回目の研修会にあたり、まず会員の自己紹介から始めました。初めて日本語指導の担当となられた先生方とも協力しながらこの1年間の研修を進めていきます。
■全体研修会では、香陵小学校の小西先生より、香陵小学校の日本語指導方針案を紹介していただきました。続いて、春吉小の山本先生と内浜小の村山先生より、日本語指導対象児童生徒の実態把握の観点や方法について説明していただきました。また、日本語サポートセンターの池田より、指導個票・個別の指導計画の記入のポイントを説明しました。
■分科会は、エリアごとに分かれ、日本語指導対象児童生徒について情報交換を行いました。

2015年4月15日(水)
第2回日本語指導担当教員配置校連絡会

日本語指導の各プログラムにおける授業作りについて研修をしました。まず「サバイバル日本語」の指導についてです。拠点校指導教員の村山先生に実際の指導の様子も見せていただきながら、指導の仕方について理解を深めました。続いて、「日本語基礎」の指導法です。拠点校指導教員の小田先生に、文型指導の導入の工夫について教えていただきました。最後は「日本語と教科の統合学習」です。拠点校指導教員の赤穂先生に、JSLカリキュラムやAUについて説明していただき、最後に小グループで指導案作りに取り組みました。

2015年4月7日(火)
日本語指導担当教員研修 第1回研修講座

■教育センターを会場に、第1回の研修講座が開かれました。今回は福岡大学の伊藤亜希子先生より「多文化の子どもの受け入れと体制づくり」に関する講話をしていただきました。講話後、小グループに分かれて、日本語指導の1年間の運営について話し合いました。

2015年4月3日(金)
第1回日本語指導担当教員配置校連絡会

■新年度が始まり、福岡市の日本語指導も新しい一歩を踏み出しました。
 新年度早々、福岡市教育センターを会場に、「第1回日本語指導担当教員配置校連絡会」が行われました。日本語指導担当教員配置校の学校長や担当教員を対象に、本年度の日本語指導体制について説明が行われました。
 まず教育委員会指導課より、福岡市の日本語指導体制や手続き等について説明を受けました。本年度は日本語サポートセンターが筑紫丘小に移設され、同時に南エリアの拠点校が新設されました。
 続いて、日本語サポートセンターのコーディネーター池田尚登より、福岡市の日本語指導の体制と現状について説明をしました。

2015年3月20日(金)
第10回JSL日本語指導研修会
博多小学校を会場に、第10回JSL日本語指導研修会を行いました。全体会では,博多小の中間先生より、博多小の取り組みについて話していただきました。その後各学校より、本年度の研修の成果と課題についてそれぞれ報告してもらいました。また、JSL児童生徒の受け入れのポイントについて、日本語サポートセンターの池田より説明しました。
2015年2月25日(水)
第9回JSL日本語指導研修会
城香中学校を会場に、第9回JSL日本語指導研修会を行いました。全体会では、城香中学校の白石先生より、「城香中の日本語指導及び国際理解教育の取り組み」について報告していただきました。また、壱岐中学校の原田先生、中島先生より中央研修及び県外派遣視察の報告もしていただきました。県外の先進的な取り組みに学ぶことの多かった内容でした。「指導に役立つQ&A」では、「母語干渉」について学びました。
2015年2月4日(水)
第4回日本語指導担当教員研修会
■壱岐中学校を会場に、第4回日本語指導担当教員研修会が行われました。壱岐中学校の原田コ子先生にJSL数学科の授業の様子を見せていただきました。単元は「三角形と四角形」(中2)です。5名の生徒に教科の内容と日本語の力が育つように工夫された授業でした。
■協議会では、目標設定の仕方、学習指導の工夫等について活発な意見交換がなされました。最後に城浜小学校教頭の西村綾子先生より、指導講話をいただきました。
2015年1月7日(水)
第8回JSL日本語指導研修会
■新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
■筥松小学校を会場に、第8回JSL日本語指導研修会を行いました。全体会では、筥松小の河上先生より、2年生の説明文「動物園のじゅうい」を題材に、日本語と教科の統合指導の取り組みについて話していただきました。その後、日本語指導員の原田さんより、日本語初期指導の実際と指導の工夫について講話をしていただきました。
■研修会後半は、DLA〈聴く〉の演習、指導に役立つ「語彙指導」について研修を深めました。
2014年12月17日(水)
第7回JSL日本語指導研修会
■香陵小学校を会場に、第7回JSL日本語指導研修会を開きました。全体会では、香陵小のM田先生より、香陵小の取り組みについて報告していただきました。その後拠点校担当の山本先生のご指導のもと、リライト教材作りに取り組みました。各グループから、リライト教材作成の工夫点を発表してもらいました。
■研修会後半は、DLA〈書く〉の演習、指導に役立つ「書くことの指導」について研修を深めました。
2014年12月5日(金)
第3回日本語指導担当教員研修会
■第3回日本語指導研修会は、日本語と教科との統合学習について研修しました。はじめに、東京学芸大学の吉谷教授より、日本語と教科の統合指導の際の目標設定の仕方について、基本的な考え方を講義していただきました。
■研修会後半は、社会科と国語の具体的な教材を通して、指導案作成を行いました。小グループに分かれ、具体的な展開や目標設定を考えました。
2014年11月5日(水)
第6回JSL日本語指導研修会
■城香中学校を会場に、第6回JSL日本語指導研修会を開きました。全体会では、「テストの日本語」について研修を深めました。テスト問題によく使われる日本語表現や答え方を、実際のテスト問題をもとに見つけていきました。続いてDLA〈読む〉の演習を行いました。指導に役立つQAでは、読解指導のポイントや教材について研修を行いました。
■研修会後半は、中央・東・西のエリアごとに分かれて情報交換を行いました。各エリアの具体的な状況や課題を共有することができました。
2014年10月8日(水)
第5回JSL日本語指導研修会
■城浜小学校を会場に、第5回JSL日本語指導研修会を行いました。全体会では、城浜小学校の大黒めぐみ先生と樋口順子先生より、城浜小学校の取り組みについて紹介していただきました。ユニバーサルデザインの発想に立つ授業作り、国際教育の取り組み等、学ぶことの多い報告でした。続いて拠点校の先生方より「日本語と教科の統合指導」のあり方について、提案をしていただきました。
■研究会後半は、JSLカリキュラムの考え方に立つ授業作り、DLA〈話す〉の演習、指導に役立つ聴解指導の考え方の研修を行いました。
2014年9月24日(水)
第2回日本語指導担当教員研修会
■第2回日本語指導研修会は、福岡市教育センター主催の授業研究会でした。授業者は春吉小学校の小田潤子先生。題材は「えんぴつはほんのうえにあります」です。位置詞や助詞を適切に使って物や動物、人の所在を表現できるようにすることをねらいとしています。対象児童は来日5ヶ月と7ヶ月の小学校1年生の二人です。宝探しゲームなど楽しい活動を通して、子どもたちは「○○は△△の□□にあります。」の文型を使いこなせるようになっていきました。
■協議会では、教材・手立て・子どもの姿の三点から授業を検討していきました。様々な意見やアイデアが共有でき有意義な協議会となりました。最後に城浜小学校教頭の西村綾子先生から指導助言をいただきました。
2014年9月17日(水)
第4回JSL日本語指導研修会
博多中学校を会場に、第4回JSL日本語指導研修会を行いました。全体会では、博多中学校の村川京子先生から「福岡県公立高校特別入試制度・特別措置」について話していただきました。来日間もないJSL生徒に対して、入試に向けてどのように指導すればよいのかを体験を通して話していただきました。
■指導に役立つQAのコーナーでは、「話す力」をつけるにはどうすればよいかを、グループで話し合いました。話す力を育てるための指導のポイントや工夫などを共有することができました。
■小中分科会では、「日本語と教科との統合指導」の在り方について、課題を中心に整理していきました。
2014年8月10日(日)
第12回進路ガイダンス
■「日本語を母語としない子どもたちの高校進学を考える会(進路ガイダンス)」が、福岡市教育センターで行われました。まず第1部の全体会では、特別入試制度の仕組みや高校生活について説明がありました。その後、先輩高校生の話、先輩保護者の話がありました。第2部は言語別のグループに分かれて、具体的な相談や論議が行われました。
2014年8月9日(土)
JSLサテライトセミナーin九州 2日目
■第2日目は、小グループに分かれ、JSLカリキュラムによる教科の指導案作成及びその発表を行いました。日本語を母語としない児童生徒が日本語を使って各教科の学習についていけるよう、工夫をこらした教材や指導展開について考えました。
2014年8月8日(金)
JSLサテライトセミナーin九州 第1日目
■東京学芸大学国際教育センター主催のJSLサテライトセミナーin九州が、福岡市教育センターを会場に行われました。午前中は全体講義。文部科学省初等中等教育国際課の村松好子先生から「日本語指導における「特別の教育課程」の意義」、東京学芸大学国際教育センターの吉谷武志先生から「外国人児童生徒等の現状とその教育課題」、前浜松市立瑞穂小学校の近田由紀先生から「外国につながる子どもの支援のあり方」について話していただきました。続いて福岡市日本語教育サポートセンターの池田尚登から「福岡市の日本語指導」について紹介しました。
 午後は「教員・教科学習コース」と「管理職・指導員・日本語指導コース」に分かれて、それぞれ研修を行いました。
2014年7月15日(火)
第3回JSL日本語指導研修会
■香椎浜小学校を会場に、第3回JSL日本語指導研修会を行いました。今回のテーマは「指導に役立つ教材・教具」です。まず全体会で、内浜小学校の池田芳江先生、村山あすか先生より、日本語初期指導で使用する様々な教材や教具の紹介がありました。続いて、香椎浜小学校の高田裕子先生より、日本語と教科の統合指導の取り組みについて提案していただきました。分科会では、会員の先生方が持ち寄った様々な教材・教具を見せていただきました。
2014年6月11日(水)
第2回JSL日本語指導研修会
■日本語指導初期集中教室のある城浜小学校を会場に、授業研究会をもちました。授業者は城浜小学校の岡田美貴先生です。題材は「様子の言葉(形容詞)」です。形容詞の副詞的用法をいかに小学生児童に理解させ、使えるようにしていくのかを授業を通して提案していただきました。題材提示の工夫、板書構成など学ぶことの多い授業でした。
授業後の協議会では、九州大学留学生センター講師の和田玉己先生、日本語サポートセンターの池田尚登が指導助言を行いました。
2014年5月14日(水)
総会および第1回JSL日本語指導研修会
■内浜小学校を会場に、日本語指導教育研究会総会を行いました。総会では、昨年度の事業報告、会計報告、研究会役員、本年度の事業計画及び予算案について承認をいただきました。
■第1回研修会では、日本語指導システム校の任務、DLA概要などについて、日本語サポートセンターのコーディネーター池田尚登より説明しました。また、方針案等について春吉小の小田先生、山本先生より提案をしていただきました。
2014年5月9日(金)
第1回日本語指導担当教員研修会
福岡市教育センターで本年度第1回目の研修会がもたれました。講師は東京学芸大学の吉谷武志先生です。本年度より実施される「特別の教育課程」の考え方に基づき、各学校で日本語指導担当者が果たすべき役割について話していただきました。
2014年3月20日(木)
第11回JSL日本語指導教育研究会
■城香中学校を会場に第11回JSL日本語指導教育研究会を開きました。今回は、城香中の荒木先生より、城香中学校の取り組みについて報告していただきました。最初に城香中に本年度転入してきたJSL生徒のスピーチを聞きました。日本に来てまだ数ヶ月だというのに、自分の成長を見事に日本語でスピーチしました。大変感動的な内容で、出席者全員が感銘を受け、大きな拍手を送りました。その後城香中のJSL生徒と共に作成されたビデオ番組の発表がありました。
 全体会、分科会では、今年度の取り組みについて総括と各学校の報告を行いました。
2014年2月13日(木)
第10回JSL日本語指導教育研修会
■香椎浜小学校を会場に、第10回JSL日本語指導教育研修会を行いました。今回は、リライト教材の作成と活用について研修を深めました。まず、香椎浜小学校より、リライト教材作成のポイントと作成した教材の紹介をしていただきました。その後のグループ研修でも、各校が作成した教材について意見交流をしました。
2014年1月7日(火)
第9回JSL日本語指導教育研修会
■内浜小学校を会場に、第9回JSL日本語指導教育研修会を開きました。今回のテーマは各校における国際教育の取り組みについてです。まず内浜小学校の池田先生より、国際教育の取り組みについて報告していただきました。全体研修会では、体の名前の覚えさせ方やそれを用いた表現の定着のさせ方について考えました。
2013年12月13日(金)
日本語指導担当教員研修第4回講座
■福岡市教育センターで、第4回目の講座が開かれました。東京学芸大学の吉谷先生からJSLカリキュラムによる指導のポイントを説明していただきました。その後各グループで、JSLカリキュラムによる実践の交流を行いました。
2013年12月4日(水)
第8回JSL日本語指導教育研修会
東箱崎小学校を会場に、第8回JSL日本語指導教育研究会を開きました。今回のテーマは「外国人児童生徒の受入れ」についてです。まず東箱崎小学校の取り組みを佐谷先生より報告していただきました。全体研修では、助数詞の指導についてアイデアを出し合いました。
2013年10月24日(木)
日本語指導担当教員研修第3回講座
■弥永小学校を会場に、公開授業研修会を行いました。授業者は、弥永小学校の山本先生。単元は3年生国語科「修飾語」でした。JSLの子どもたちに、文の構成や修飾語の働きを分かりやすく指導されました。
■授業後は北九州市立小倉中央小学校の三橋先生より指導講話をしていただきました。
2013年9月4日(水)
第5回JSL日本語指導教育研究会
博多中学校を会場に第5回JSL日本語指導教育研究会を行いました。会長の徳成校長から夏期休業中に行った研修会や行事について、写真を用いながら振り返ってもらいました。
■全体研修会では、博多中の村川先生より「博多中学校の日本語指導の評価や指導記録」について話していただきました。
2013年8月9日(金)
JSL日本語指導研究会全体研修会
■今年の全体研修会は、箱崎にあるモスク、正式名称を「福岡マスジドアンヌールイスラム文化センター」を訪れました。福岡に在住しているムスリムの方々のための寺院です。まず、イスラム教について分かりやすく説明していただき、その後礼拝所も案内していただきました。
2013年7月10日(水)
第4回日本語指導教育研究会
■発達教育センターを会場に、第4回日本語指導教育研究会を行いました。今回は発達教育センター主任指導主事の吉岡淳子先生に「特別支援の視点に立つ授業作り」と題して講話をしていただきました。読み書きに困難のある児童生徒の理解を中心に、日本語指導にも生かせるアイデアをたくさんいただきました。
■全体研修会では、博多中川先生より、JSL児童生徒の受け入れについて演習形式で話をしていただきました。また城香中の荒木先生から、「はじめてのにほんご」を活用した日本語初期指導を提案していただきました。最後に香陵小の池田より、日本語指導におけるiPadの活用の仕方について、いろいろなアイデアを提案しました。
2013年6月12日(水)
第3回日本語指導教育研修会
■春吉小学校を会場に、公開授業研修会を行いました。授業を公開して下さったのは、春吉小学校の小田先生と関岡先生です。それぞれ、JSLカリキュラムの考え方による社会科、算数科の指導を見せていただきました。JSL児童が授業に参加するための様々な手立てが工夫されており、大変好評でした。
■授業後の全体会では、グループごとに授業分析を行いました。その後事務局の池田の指導助言、会長のコ成先生の講評があり、学ぶことの多い研修会となりました。
2013年5月22日(水)
第4回検討会議の審議のまとめ
■文部科学省ホームページの「帰国・外国人児童生徒教育情報」に、「日本語指導が必要な児童生徒を対象とした指導の在り方に関する検討会議(第4回)」の審議のまとめと資料が掲載されています。会員の皆様はぜひ目を通しておいてください。
2013年5月9日(木)
第2回日本語指導教育研修会
■総会に続き、第2回日本語指導教育研修会を行いました。今回のテーマは「日本語初期指導の工夫」です。香陵小学校の池田より「日本語指導担当教員による日本語初期指導」と題して講話をしました。
■分散会では、各学校の初期指導の工夫について情報交換をしました。日本語指導員の先生方も多数参加され、連携して指導することの大切さを確認しました。
2013年5月9日(木)
日本語指導教育研究会総会
■香陵小学校を会場に、日本語指導教育研究会総会を行いました。
■総会では、昨年度の事業報告、会計報告、研究会役員、本年度の事業計画及び予算案について承認をいただきました。
■また、本会の名称を「JSL日本語指導教育研究会」と改めることも決まりました。
2013年4月26日(金)
日本語指導担当教員研修会
■東京学芸大学の吉谷武志教授より、「学校における外国人児童生徒担当者の役割」について話していただきました。その後、小グループに分かれて、日本語指導の現状と課題についてグループ討議を行いました。
2013年4月15日(月)
日本語指導担当教員配置校連絡会
■福岡市教育センターで「平成25年度日本語指導担当教員配置校連絡会」がありました。委員会より、本市の「日本語指導が必要な児童生徒」の受け入れ状況と指導体制、個別の指導計画の作成について説明がありました。
2013年4月5日(金)
第1回日本語指導教育研修会
 第1回目の日本語指導教育研修会を、城浜小学校を会場に行いました。まず日本語指導担当教員の自己紹介を行いました。そして城浜小学校の西村先生より「日本語指導担当教員の仕事」について話していただきました。分散会では各学校の日本語教室経営案について情報交換をしました。